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【特別企画】世界各国共同印刷プロジェクト!
ボローニャ・ラガッツィ賞(伊)、ストーン・ウォール賞大賞(米)受賞作
人魚になりたかった少年・ジュリアンの物語『Julian Is a Mermaid』を翻訳出版したい!

著者インタビュー動画から特に印象的だった箇所を抜粋しました

こんにちは、サウザンブックスPRIDE叢書です。
達成率も折り返し、成立に向けてラストスパートかけて頑張っております!

クラウドファンディングのサイトで紹介しています、
著者ジェシカ・ラブさんのコメントで印象的だった箇所を抜粋してご紹介致します。
周囲の方に本書を広めていただく際、お役立ていただけましたら嬉しいです。

プロジェクトの成立まで、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
 


イギリスのケイト・グリーナウェイ賞ショートリストに選ばれた際のインタビュー動画
Jessica Love from CILIP CKG Children's Book Awards on Vimeo.

 

本作は絵で語るタイプのお話だとジェシカ・ラブは語ります。感情豊かな絵を描
けるのは、長いあいだ舞台で芝居をしておきたおかげだろう、そのおかげで言葉
はなくても、物語の登場人物が体で表現することに慣れたのだそうです。

ジェシカ・ラブは、トランスの子どもが傷つかない物語を描きたいという強い思
いがありました。当事者を取材をするうちに人魚につながり、ニューヨークの
マーメイドパレードを舞台にしようと思いたったと語ります。

 "Julian is a Mermaid"は茶色のクラフトペーパーに、インクやガッシュを使
用して描いています。木から作る紙はもともと茶色。白い紙は漂白してできるの
で、自然に近いほうが本作に合うと思ったそうです。地下鉄に乗っているジュリ
アンが想像の海の世界へ入っていく場面では、人物などの細かい部分を鉛筆やペ
ンで書いたのち、全体を水を表現する絵の具で塗ってから、ジュリアンの部分を
ふきとりました。

ジェシカ・ラブの母親はプエルトリコとメキシコシティで育ったため、ジェシカ
もたびたび訪れていたそうです。建物の色彩の美しさがとても印象的で魅了され
たため、作品にも反映されているとのこと。

ジュリアンが人魚の格好をする場面について、ジェシカ・ラブも子どものころは
いらずらずきで同じような経験したと語ります。みなさんも、似たような経験が
あるのではないでしょうか。

2019/12/04 12:27