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【特別企画】世界各国共同印刷プロジェクト!
ボローニャ・ラガッツィ賞(伊)、ストーン・ウォール賞大賞(米)受賞作
人魚になりたかった少年・ジュリアンの物語『Julian Is a Mermaid』を翻訳出版したい!

出版記念イベントをオンライン配信にて開催しました!

こんにちは、サウザンブックスPRIDE叢書です。
9/9(水)の夜、オンライン配信にて出版記念イベントを開催いたしました。
制作関係者、そして、イベント参加コースにご支援いただいた多くの皆様にご視聴いただきました。

開始のご挨拶の後は、早速、イベントのメインコンテンツである、ドラァグクイーンによる『ジュリアンはマーメイド』読み聞かせです。今日のおはなしクィーンは、日本を代表するドラァグクイーン(シワの数の多さで!)と自称される、Rachel D'Amour(レイチェル・ダ・ムール)さん。
孔雀をイメージした衣装は圧巻で、背中には立体的な孔雀のモチーフもあり、コロナ禍後は、ぜひ多くの子どもにも見てほしいと思うところでした。


祝祭感満載!艶やかなお姿です。
 

文章量が少ない『ジュリアンはマーメイド』を、どんな風に読まれるのか楽しみにしていたのですが、さすがはプロ!行間表現やさりげない絵の説明が、優しく織り込まれていき、『ジュリアンはマーメイドの朗読版』という新たな作品が生まれたように感じました。


その後、PRIDE叢書・編集主幹の宇田川しいを司会にして、レイチェルさん、Drag Queen Story Hourスタッフのジャンジさんとトークショウを開催しました。

普段のご活動の紹介、ジュリアンのここが好き!幼少期の体験談、これからの社会に望むことなど、話題は多岐に渡りましたが、みなさんはっきりとしたご意見をお持ちで、伺っていてすごく気持ちのいいトークとなりました。

そして、Drag Queen Story Hour(米国)から届けられた、BLMについて出されたオフィシャルコメントの紹介もあり、
LGBTQ、ジェンダー、人種に関するテーマは、すべて人権問題であるということも再認識できる時間となりました。


左から、宇田川しい、レイチェルさん、ジャンジさん


トーク後は、オンライン懇親会兼質疑応答を。
ここでは、山形のご自宅からリモート参加されていた、本書の翻訳・横山和江さんから、
出版までの経緯、翻訳で気をつけられた事などのお話や、本書続編である『Julian at the Wedding』の簡単なご紹介をいただきました。


今回は、オンライン開催となり、乾杯&懇親アワーは無しとさせていただきましたが、社会の状況が変わりましたら、また、書店さんやイベントスペースなどにて、
『ジュリアンはマーメイド』のイベントは開催したいと強く思っております。

楽しみは先送りということにして、その日が来るまで、販売面を頑張って参ります。
引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます!


サウザンブックス古賀(写真左端)も加わり、記念撮影を。
 

2020/09/10 14:56