フォトジャーナリスト安田菜津紀さんが「WEBRONZA」に連載中の「記憶を宿す故郷の味―日本で生きる難民の人々―」の関連イベントに参加してきました。安田菜津紀さんはじめ、日本にいる難民のサポートをする難民支援協会の野津さん、ミャンマー出身の難民 チョウチョウソーさんから、日本に難民としてやってきた方々のおかれている状況や困難についてお話を聞きました。
難民となってしまった人を支援することはもちろん重要ですが、それ(支援する)だけでは難民はなくならない。なぜ難民が生み出されるのか、考えて欲しい。というチョウチョウソーさんの言葉が心に残りました。
そしてもう一つのお目当はお料理! 難民として日本にやってきた方々が、故郷の味を日本で手に入る材料でアレンジしたレシピを再現したものだそうです。
日本で暮らす難民の人々の郷土料理を収録したレシピ本「海を渡った故郷の味」(難民支援協会発行)
エスニックな料理を食べる機会は増えていますが、まだまだ食べたことない料理がたくさん。どれも美味です!
外国文学に登場する食べ物のシーンは本を読む楽しみの一つです。『ZENOBIA』にも、アミナがお母さんと作るドルマというシリア料理が登場します。幸せだった日常の象徴であり、奪われてしまったものの大きさを思わずにはいられません。
『ZENOBIA』を本の形にして、たくさんの方にアミナの物語を知ってもらいたい。
あともう少し、引き続き情報拡散など応援よろしくお願いいたします!!
こちらもあわせてご覧ください。
難民や貧困、災害の取材を進めるフォトジャーナリストの安田菜津紀さんから応援コメントが届きました!
「子どもが子どもらしく過ごせる時間と場所を」シリア難民の支援活動を続ける松永晴子さんに聞く
WEBRONZA 安田菜津紀さん連載「記憶を宿す故郷の味―日本で生きる難民の人々―」