こんにちは。『筆録 日常対話』発起人の小島あつ子です。
皆様すでにご存じのことと思いますが、現在、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとNPO 法人日本台湾教育支援研究者ネットワーク(SNET 台湾)が各地の紀伊國屋書店で展開しているブックフェア「臺灣書旅 ~Taiwan Book Fair~」、そしてこのイベントに際し発行された冊子「台湾を知るためのブックガイド」(SNET台湾・監修)にて、『筆録 日常対話 私と同性を愛する母と』をご紹介いただいております!
小冊子では、鈴木賢先生(明治大学)がナビゲートする「人・ジェンダー」の項にて、大きく取り上げていただきました。ありがとうございます!
※PDF版はこちらからダウンロードいただけます
そしてこちら↓の写真は9月2日から始まった新宿本店のブックフェアの様子です。
2階催事スペース壁面の大きな書棚と、その手前の大きめの平台での展開。あらゆる分野の、台湾に関連する書籍が揃い、圧巻です!
さて、『筆録 日常対話』は…
ありました!見つけた瞬間は…「紀伊國屋書店の本店に並んでる!」と感無量でした(涙)。しかも今回のフェアでは、「女性」から「LGBTQ」への架け橋のような位置に配架されていました。これは理想的&かなり嬉しい!
(例えば台湾系の某書店さんでは映画関連コーナーに配架されているのですが、多分この本のタイトルを見て手に取ってくださる方は「フェミニズム」「ジェンダー」「性的マイノリティ」「台湾文化」あたりにご興味をお持ちなのではないかと思うのです。)
新宿駅を挟んで反対側にある紀伊國屋書店の洋書コーナー「Books Kinokuniya Tokyo」のフェア台でも…
こちらでは鈴木先生の『台湾同性婚法の誕生』(日本評論社)のお隣に。鈴木先生のご著書は専門書然とした装丁とは裏腹に(?)、中身はとても胸アツなドキュメンタリーを見せられているかのような筆致だったりします。同性婚の法制化やそれにまつわるあらゆる問題に興味がある方にはぜひ手に取って読んでもらいたい1冊です。(同性愛者の老いについて触れている章で、拙訳『筆録 日常対話』と映画『日常対話』日本公開についても触れて下さっているんです。鈴木先生、本当にありがとうございます!)
これまでにサウザンブックス社から『書店本事 台湾書店主43のストーリー』(共訳)、『筆録 日常対話』と2冊の本を翻訳出版させていただきました。そして現在、『おばあちゃんのガールフレンド(阿媽的女朋友)』がクラウドファンディング実施中です。
今回の臺灣書旅の棚を眺めながら、『書店本事』や『筆録 日常対話』のようなノンフィクションの翻訳本はもっとどんどん日本に紹介されたらいいな、と思いました。
55歳から83歳(インタビュー当時)までの年齢層、社会階層、職業、生活地域の異なるレズビアン17名へのインタビューをまとめた『おばあちゃんのガールフレンド』がその中の1冊に加わることを願ってやみません。
残すところ7日、あと20パーセントほどでクラファン成立!というところまで来ました。
クラファン特価でのお申込みをお忘れではありませんか?
引き続きの応援・情報シェアのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
台湾発、中高年レズビアン17名の多彩な青春
『おばあちゃんのガールフレンド』を翻訳出版クラファンは9/29まで!
クラファン参加特典小冊子
「グレートタイペイ・レズビアンマップ(仮)」プレゼント!
【臺灣書旅 ~Taiwan Book Fair~】
ブックフェア開催店舗とフェア期間
梅田本店 2022年8月22日(月)~9月11日(日)※終了
Books Kinokuniya Tokyo 2022年8月31日(水)~9月30日(金)
福岡本店 2022年9月1日(木)~9月30日(金)
新宿本店 2022年9月2日(金)~9月30日(金)
横浜店 2022年9月3日(土)~9月30日(金)
札幌本店 2022年9月12日(月)~10月10日(月)