こんにちは。『The Art of Waiting (子どもを迎えるまでの物語)』翻訳出版クラウドファンディングにご参加くださりありがとうございます。発起人の石渡悠起子です。
みなさんのおかげで、いよいよ残り10%ほどで達成のところまできました。
初期から応援してくださる皆さんも、ここへきて参加してくださったみなさんも、本当にありがとうございます。
「微力だけど」とおっしゃるかたが多いですが、すべての応援が大きな力となって、ここまでの達成率を作ってくださっています。この大変な時期、応援してくださり本当にありがとうございます。
不妊治療、特別養子縁組、LGBTQ家族、子をもたない選択などの子どもをめぐるさまざまな選択肢や、生殖に関することの話しづらさを、この本を通して多くの方と一緒に考えたい。
私が一読者として励まされたように、この本を読んで、少しでも励まされるかもしれない誰かにこの本を届けたい。そんな気持ちでここまで走ってきました。そして、そうできるように宣伝活動以外にも様々な取り組みをしてきました。
後半に参加された皆様にも、ずっと応援してくださっている皆様にも向けて、あらためてこれまでの活動を少しだけまとめたいと思います。
プロジェクト開始前に、新宿二丁目で開催された、「子どもについて考えるトークショー&座談会- ゲイ男性を中心に -」や、『LGBTヒストリーブック』出版記念トークイベント第２弾「サンフランシスコで同性婚を勝ち取ったゲイカップルに聞く」に参加して、日本国内のLGBT家族の実情について、学ぶ機会をいただきました。
またみなさんに本の内容をお伝えできるよう、下訳も5章分ほど進めました。
2月12日、ついにプロジェクトがスタートしました。チラシを作ったり、中盤に向けていろんなイベントや団体の方に向けて発送をしました。Twitterで作戦会議をしたり、ホワイトデーに新宿で応援をお願いするお手紙を送る会もしました。
この辺りから、新型コロナウィルスをめぐる国内の状況がいよいよ深刻になりました。チラシは多くの場合、全国の養子縁組の支援団体さんや不妊治療クリニックなどにお送りしましたが、全国でイベント中止や外出自粛の流れが強まりました。危機を迎えるお店や個人事業主の方もたくさんいる中、そして多くのかたが先の見えない不安の中過ごす中、告知を続けるのはかなり悩ましい状況でしたし、告知をしてもきっと緊急のニュースに埋もれがちだったと思います。コツコツいろんな方にメールやDMで支援をお願いする日々が続きました。3月半ばの時点で達成率はまだ15%でした。
また、3月は、本の内容にも大きく関わる、胚培養士の方のお話を聞く会にZoomで参加させてもらい、勉強も続けました。
このクラファンを通じて、不妊症当事者以外の方にも、日本国内の実情や体験談を知ってもらいたいと、プロジェクト開始前から思っていたのもあり、不妊治療に関する国内支援団体の方々にインタビューをさせてもらいました。ぜひ、あらためてご覧いただけたら嬉しいです。
NPO法人 Fine 理事長 松本亜樹子さんのインタビュー（動画）
Webメディア UMU 西部沙緒里さんのインタビュー（記事）
4月なかば、残り29日の時点で、達成率30%でした。
そんな中、西部さんとのインタビューの際に、私の個人的な事情を話したことがきっかけで、私がなぜこのクラファンにここまで情熱を注ぐ理由となったきっかけについて、寄稿する機会をいただきました。UMUの記事がきっかけで、このプロジェクトを知ってくださった方も多いと思います。本当にUMUにあらためて感謝を伝えたいです。
そしてGW半ばの5/6、残り6日の時点で、達成率が55％まできました。
段々といろんな方が拡散してくださることが増え、皆さんが、シェア、RT、友達に紹介をしてくれるたびにどんどん増えて、この4日で200人近い方が支援に参加してくださいました。
そして、残り1日となった今日、残り10%で達成のところまできました。
私1人ではここまで絶対届けられませんでした。それでも、まだこの翻訳出版プロジェクトを知らないけど、知ったら読みたい人が絶対いるはず！
そんな思いで私も最後まで、コツコツ告知を続けたいと思います。
どうかラスト24時間、一緒に走っていただけたら幸いです。
次の報告が、「達成しました！」になるように心から願いを込めて。
石渡悠起子
