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世界のマンガの翻訳出版レーベル・サウザンコミックス第一弾!
傑作バンド・デシネ『Rébétiko』(レベティコ)を翻訳出版したい!

『レベティコ』の続編『レベティッサ』翻訳出版クラファン開始!

皆さん、ご無沙汰しております! サウザンコミックス編集主幹の原正人です。

早いもので『レベティコ―雑草の歌』の日本語版が出版されてから6年が経ちますが、つい先日、続編・姉妹編に当たる『レベティッサ(Rébétissa)』を翻訳出版するためのクラウドファンディングが始まりました!

https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/9446

作者はもちろんダヴィッド・プリュドム。『レベティッサ』は昨2025年にフランスで出版された作品で、その物語は、『レベティコ』が終わった朝から始まります。

『レベティコ』はご存じの通り、第二次世界大戦前夜の1936年のギリシャを舞台に、当局の締め付けが強まるなか、権威に抵抗し、我を通し続けるレベティコ奏者たちのあるひと晩の冒険を描いた作品で、マルコス、スタヴロス、バティス、アルテミス、犬っころといった男たちを中心に展開していきます。

一方、『レベティッサ』の主人公のひとりは『レベティコ』にも登場した歌姫のベバです。ベバはあるカフェで住み込みで働いている歌手なのですが、やはり当局の締め付けで存続が危ぶまれるそのカフェを維持すべく、カフェの女店主カティナとベバの異母妹で野心的な歌手でもあるマリカと一緒に奮闘するという話が縦軸になっています。『レベティコ』が男たちの物語だとすれば、『レベティッサ』は女たちの物語です。ちなみに『レベティコ』はひと晩の物語でしたが、『レベティッサ』はもう少し長い期間を描いていきます。

もちろん我らが『レベティコ』の主人公たちも登場し、相変わらずの渋く、同時に滑稽でかわいくて愛おしい姿を存分に見せてくれますので、こちらもご期待ください。『レベティコ』の影の主役と言っていい犬っころも重要な役どころとして登場します。

 

『レベティコ』日本語版(左)と『レベティッサ』フランス語版(右)

 

『レベティコ』をお読みいただいた方には、『レベティコ』が決して派手な作品ではないこと、にも関わらず強烈な読後感のある作品であることは、改めて言うまでもないかと思います。本書『レベティッサ』もそんな作品です。『レベティッサ』の原書は、『レベティコ』の原書(2009年刊)から15年以上経った2025年に出版されました。作者はその分、年を重ね、世界もその様相をずいぶん変えました。そうしたすべてが『レベティッサ』の養分となっています。15年熟成されたレベティコの世界をぜひお楽しみにいただけたらと思います。

昨2025年には作者ダヴィッド・プリュドムが来日し、サイン会も行いました。サイン会にご参加いただき、作者と会話を交わした方もいらっしゃるのではないかと思います。『レベティッサ』の日本語版が実現した暁には、ぜひまたそんなこともできたらいいなと夢想しています。

『レベティッサ』翻訳出版クラウドファンディングは、9月30日(水)までとなります。サウザンコミックスのこれまでのクラウドファンディングと同じように、成立しなければ、日本語版を出すことはできません。事前予約としてご支援いただけるとありがたいです。各種SNSで日々情報発信もしていますので、よかったらぜひ拡散にご協力ください。

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2026/07/08 14:10