先週、『ZENOBIA』日本語版の編集を担当する穴水菜水さん、発起人で本書の翻訳者でもある荒木美弥子さんと制作キックオフミーティングを行いました。
2月のファンド終了後すぐに翻訳作業にとりかかっており、GW明けには日本語訳が終わる予定です。詩的で短いテキストをどのように日本語にするのか、これから完成度を上げるための作業が始まります。
また、グラフィックノベルということで、絵の上に文字をおいたときの分量やバランスなど、通常の書籍の翻訳とは違った部分にも気をくばらなければなりません。グラフィックノベル編集者として数々の実績がある穴水さんが、資料や事例を用意してわかりやすく説明してくださり、私たちも全体の作業工程や仕上がりのイメージを共有することができました。
本のお届けは今年の8-9月ごろを予定しています。どうぞ楽しみにお待ちください。
初顔合わせながら、共通の話題がたくさんあって意気投合したお二人。
穴水さんは社会派グラフィクノベルを数多く手がける編集者。代表作に『MATSUMOTO』(G-NOVELS)※手塚治虫文化賞の最終候補10作品のうちの1冊。『MOTHERFUCKERーブラックパンサー党に命を捧げて』(G-NOVELS)、『金正日の誕生日』(G-NOVELS)、『MUNCH』(誠文堂新光社)など。