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ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞を受賞。
世界14ヶ国語に翻訳されている、
メキシコ生まれの真っ黒な美しい絵本を翻訳出版したい!

発起人・本橋 祈より「みなさんと一緒に世界を広げる感覚を」

『色についての黒い本・仮』プロジェクト発起人の本橋祈です。

クラウドファンディングのスタートから1週間が経ちました。早速に書籍を購入してくださった方、10冊セットをお申込みくださった方、イベントへの参加をご希望してくださった方、ありがとうございます。その他多くの方が、この企画の趣旨に賛同し、ツイッターやFacebookなどで思いを共有してくださっていることも、とてもうれしく思っています。ありがとうございます。

私は、大学でスペイン語を専攻し、出版社勤務を経て、現在は有限会社イスパニカでスペイン語の語学教育や、中南米に関するニュース配信などの事業を行っています。

中学校で英語を学び始めて以来、語学が好きで、大学進学のときも、「外国語大学に行きたい」というのが何よりの希望でした。

学生として語学が得意であるということと、社会に出て外国語にかかわる仕事をするというのは、好きだという気持ちが役立つという意味で重なる部分もありますが、もちろん異なることも数多くあります。

イスパニカは通訳者の派遣や翻訳も行っていますが、ビジネスとしてかかわるのであれば、英語の方が圧倒的に需要が大きいのは明らかです。ただ、スペイン語に特化してサービスを提供することで私が得ている喜びは、世界の多様性を支える一助になっていることを感じられることと、お客様が、ご自身の世界が広がったという感覚を得ていただけることです。

私は、スペイン語にかかわり続けたいと思って行動してきた中で、このメキシコ生まれの絵本に出会うことができました。オリジナルの刊行は2008年で、すでに英語版、ドイツ語版が出版されています。

日本の子どもたちにも、この絵本によって世界が広がる、そんな感覚を持たせてあげたい。子どもたちの世界が広がる小さな仕組みを1つ、日本に生み出したい。このプロジェクトにはそんな思いを込めています。

そして、プロジェクト達成までの約90日間、私自身も学び、自分の世界を広げていかなければ、と考えています。多くの方から、絵本のこと、翻訳のこと、視覚のこと、点字のことなどを、教えていただくつもりです。

皆さんにも、その世界の広がる感覚を、ぜひ一緒に味わっていただければと思います。プロジェクトにご参加いただくと、私たちの活動がメールで報告されます。どうか、ご支援をお願いします。

赤坂見附のアルゼンチン料理店【コスタ・ラティーナ】にて

2018/08/10 12:36