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漫画家・西原理恵子さんも応援!
アルコール依存症の親を持つ子どもたちに届けたい!絵本の翻訳出版

心療内科・精神科を診療する、雷門メンタルクリニックの院長 伊波真理雄先生より推薦文をいただきました!

伊波真先生は、アルコール依存症の専門治療に携わりつつ、ダルクのリハビリ導入前の解毒治療や、東京都の精神保健福祉センター・保健所などで、アディクション事例の検討や家族教育プログラムなどもご担当されています。また『When Someone in the Family Drinks Too Much』の日本版を監修いただく予定です。

 

以下、伊波先生より。

情報あふれるこの現代にあっても、あらゆる精神疾患の中で、最も依存症はごく身近なテーマであるために、社会からの誤解や偏見に晒されています。それゆえ私たちは治療以上に予防教育が難しい現実を痛感しています。このRichard C LangsenとNicole Rubelによる絵本、『When someone in the family drinks too much』は、平易な表現でありながら、依存症に関する正確な現実認識を子どもと共有することができる内容になっています。ぜひたくさんの人に手にとってもらい、子どもが小学校4年生になるまでに、不可解で人生に混乱をもたらす依存症という難問に、向き合う勇気と落ち着きを、ともに育んでいただきたいと願っています。早期教育こそが唯一で最も効果のある依存症予防法と信じている私たちにとって、この絵本は絶好のテキストとなるでしょう。皆さんの応援をお願いします!

雷門メンタルクリニック

伊波真理雄院長(上段中央)と雷門メンタルクリニックのスタッフのみなさん

 

 

2016/09/21 11:47