皆さん、こんにちは! サウザンコミックス編集主幹の原正人です。
7月30日(水)に始まったサウザンコミックス第12弾アレハンドロ・ホドロフスキー作、ミロ・マナラ画の『ボルジアの血脈』翻訳出版クラウドファンディングですが、早いもので残り3日となりました。クラファンの終了日は10月27日(月)の23時59分です。
10日前がウソのような怒涛の追い上げで、支援人数が540人を超え、達成率は83%というところまで来ることができました。ご支援くださった皆さん、本当にありがとうございます! 多くの方がご支援くださり、中にはSNSで支援を表明してくださったり、応援の言葉をかけてくださる方もいて、とても励まされています。
残された日数は、3日とちょっとですが、成立まであと10%台なので、十分成立可能だと思います!
とはいえ、もちろん油断はできません。サウザンコミックスのクラウドファンディングはAll or Nothing方式で、目標金額に到達しないと、支援額を受け取ることはできず、そうなると、『ボルジアの血脈』の日本語版を出版することはできないのです。
『ボルジアの血脈』の日本語版をお届けできるよう、残り3日間、プロジェクトの成立を目指して、発起人の鈴木賢三さんと一緒に最後まで全力で頑張りますので、ぜひ皆さんのお力をお貸しください! もし身の回りに本プロジェクトに興味を持ってくれそうな方がいたら、お知らせいただけるとありがたいですし、鈴木さんも僕もサウザンブックスも、SNSで情報の発信をしていますので、拡散にご協力いただけると、助かります。
また、本プロジェクトにはさまざまなコースがありますので、よかったらコースのアップグレードもご検討いただけるとありがたいです。前回の活動報告でお伝えしましたが、オススメは、クラファン限定の『ボルジアの血脈』をさらに楽しむための副読本を含む【全力応援!】コースです。
クラファン限定『ボルジアの血脈』をさらに楽しむための副読本には、以下の内容を収録する予定です。
1.史実のボルジア家とアレハンドロ・ホドロフスキーの奔放な想像力が生み出したストーリーの照らし合わせ。ホドロフスキーの意図を探ります!
2.アシスタント背景美塾MAEDAX派・塾長MAEDAXさんによるマンガ作画の観点から見たミロ・マナラの読み方。クリエーター必見のマナラの作画発想法が丸裸に!
3.京都精華大学准教授・松下哲也さんによる美術史の観点から見たミロ・マナラの作画の魅力。絵画の見方とバンド・デシネの見方に果たして共通点はあるのか!?
4.フランスのバンド・デシネ最大手ニュースサイト「Actua BD」に掲載された『ボルジアの血脈』刊行当時のホドロフスキー&ミロ・マナラのロング・インタビュー。巨匠二人の生の声からわかる『ボルジアの血脈』制作秘話! 二人の関係にも注目です!
本書『ボルジアの血脈』は、かつて翻訳出版を検討されながら、その過激さからか、コスト的な理由からか、翻訳されることなく今に至っている作品です。このままいつまでも翻訳されないということも十分ありえたかと思います。そういった作品の翻訳出版を可能にすることこそ、クラウドファンディングの醍醐味でしょう。この機会にぜひ本書の日本語訳を実現したいと思います!
改めてクラウドファンディングの終了は10月27日(月)23時59分です。最後までどうぞよろしくお願いします!
ホドロフスキー×マナラの組み合わせならでは、ケレン味と端正な古典主義、野蛮な残酷さと冷徹な権謀術数、愛と憎しみが同居した画面をぜひ日本語訳でご堪能いただきたいです!