「ママは身長100cm」を執筆出版、コラムニストとして活躍する伊是名夏子さんから
『ヴィアッジョイタリア』の原書をご覧いただいた感想をいただきました!
一人旅もいいけれど、仲間と旅するのもいいですよね。しかし車いすユーザーにとっては、旅そのもののハードルが高いのです。
毎日の生活の移動が制限される中、旅となるといくつもの困難さが重なります。しかしルカとダニーロは二人で工夫を重ね、世界をどんどん広げていきます。その輪が広がっていくのが素敵です。
みんなが目にする旅行情報サイトに、車いすユーザーの1ページもあったらいいのに、といつも願っています。
それに繋がるルカとダニーロのコミックが、世界中で、もちろん日本でも楽しめることを期待しています。
伊是名夏子
コラムニスト 1982年生41歳。沖縄生まれ、沖縄育ち、神奈川県在住。著書「ママは身長100cm」東京新聞・中日新聞、ハフポスト等で連載中。 骨の弱い障害「骨形成不全症」で電動車いすを使用。身長100cm、体重20kgとコンパクト。右耳が聞こえない。ハイリスクな妊娠出産を乗り越え、10歳と8歳の子育てを、総勢15人のヘルパーや、ボランティア、ファミリサポート、ママ友、近所の方々に支えながらこなす。 全国各地・海外で講演。ファッションショーや舞台でも活躍。映画「咲む(えむ)」(2020年夏公開)リュウコ役。 好きなことは、パンダ、体と環境にいいこと、性教育。
伊是名さんが文中でおっしゃっている「輪が広がっていく」は正にこの本がたくさんの人に読まれていくことにも繋がっていると思います。
引き続き応援いただけますよう宜しくお願いいたします!(荒木美弥子)