こんにちは、サウザンブックスPRIDE叢書です。
本書に収録予定のトピックについて、
先日公開した「その1：1950年代から60年代〜1970年代」、「その2：1980年代〜90年代」に続き、2000年代〜2010年代をご案内します。
■2000年代
2000年代は、東京レズビアン＆ゲイパレードとレインボー祭りに象徴されるような、コミュニティの一体感や高揚感が生まれ、各地でパレードやHIV予防啓発などのイベントが盛り上がりを見せるようになりました。また、上川あや氏や尾辻かな子氏のようなカミングアウトした議員が活躍し、性同一性障害特例法が成立し、同性婚実現に向けた政治への意識も高まった年代でした。一方、地方での条例などから「同性愛」が削除されるなど、バックラッシュの動きもありました。
■2010年代
メディアでのLGBTQ支援の論調が顕著となり、新世代の活動家や団体の活躍やプライドの盛り上がりとも相まって、いわゆる“LGBTブーム”が訪れました。2015年に渋谷区と世田谷区が同性パートナーシップ証明制度をスタートさせたのを大きな契機として、自治体や企業がLGBTQ支援に大きく舵を切りました。コミュニティから国への働きかけも本格化し、「自殺総合対策大綱」の見直し、国会での超党派LGBT議連の設立などの成果も。そして2019年に「結婚の自由をすべての人に」訴訟が始まりました。
クラファン終了日の1/31までは残り20日ほど。
スローペースではありますが、確実にご参加いただく方が増えております！
プロジェクト成立まで、どうか、SNS等での情報拡散へお力添えいただけませんでしょうか。
何卒宜しくお願い致します！
