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書籍『LGBTヒストリーブック日本運動史編(仮)』を制作発行したい!

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✴︎クラウドファンディング期間中は、お得で楽しい先行予約特典が多数ございます。
✴︎目標金額に未達成の際はプロジェクトは非成立となり書籍は制作されません。
✴︎発行予定時期:2023年春以降

※クラウドファンディングの参加方法について

※ヘルプ・よくあるご質問
 


連綿と続く、日本のLGBTQアクティビズム
1960年代までの歴史のおさらいに始まり、
2020年以降の現在、そして未来に向けて

「LGBT」という言葉が登場する以前から連綿と続く日本のLGBTQアクティビズム(権利回復運動)。1960年代までの「歴史」のおさらいに始まり、日本におけるアクティビズムの黎明期から形成期などを経て、バックラッシュなどもありながら2010年代の“LGBTブーム”に至った、日本のLGBTQ運動史の大きな流れをつかみ、現在、そして2020年代以降のアクティビズムの未来へとつなげていく。

■目次案
序章:差別との闘い
第1章:1960年代までの「歴史」をざっとおさらい
第2章:1970年代「プライド運動の萌芽・胎動、運動への助走」
第3章:1980年代「プライド運動の揺籃期・草創期」
第4章:1990年代「プライド運動の形成期」
第5章:2000年代「コミュニティの高まりと“バックラッシュ”」
第6章:2010年代以降「“LGBTブーム”と運動の拡大期」
終章:2020年代「闘いは続く〜LGBTQコミュニティの未来〜」


※目次や収録内容は変更になる場合もございます。
※本書は、2019年刊行の書籍『LGBTヒストリーブック』(サウザンブックス社)の構成・仕様に倣って制作予定です。
※クラウドファンディングが成立した暁には、本書は、メインの編著である山縣真矢・後藤純一だけでなく、LGBTQコミュニティの様々なSOGIの方々と協働しながら制作していく予定です。


LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い

著:ジェローム・ポーレン
訳:北丸雄二
発行年:2019年
ジャンル:ノンフィクション・歴史
ISBN:978-4-909125-18-7
http://thousandsofbooks.jp/project/history/
 


日本のLGBTQ運動を過去から未来へとつないでいく試みの一つとして
編著:山縣真矢

 2019年12月、ジェローム・ポーレン著、北丸雄二訳により『LGBTヒストリーブック:絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』がサウザンブックス社から刊行されました。縁あって私は、本書の編集を担当し、制作に関わることができました。『LGBTヒストリーブック』は増刷もされ、たくさんの方に読んでいただけているようで、担当編集者として大変うれしく思っています。
 本書について、知人や友人、あるいは読者の方たちから感想をいただくことがあるのですが、LGBTの、主にアメリカの歴史の大きな流れを捉えることができ、また、この闘いの歴史に携わった人々のさまざまなエピソードがとても印象的で、読み物として面白かったと、おおむね好評を得ています。
 その一方で、日本のLGBTの歴史を知りたい、日本版は出ないのですか、といった声をいただくことも多く、そんな要望にいつか応えられたならと、密かに胸に抱いておりました。そうしたところ、サウザンブックス社からの提案もあり、ついに日本版を作ろうというプロジェクトが現実のものとなりました。
 本家の『LGBTヒストリーブック』の原題は『Gay & Lesbian History for Kids』です。「for Kids」とあるように、「子ども」が対象で、とはいえ大人にも十分読み応えのあるものですが、有名無名を問わずたくさんの登場人物の活躍が生き生きと描かれ、子どもの好奇心をそそるよう工夫されており、わかりやすさと親しみやすさを意識した内容になっています。
日本版の制作にあたっても、このわかりやすさと親しみやすさを踏襲しつつ、子どもより少し上のユース世代、「府中青年の家事件」を知らない若い世代に向けて、現在に至るまでの日本のLGBTQ運動の歩みを、携わってきたたくさんの人たちに思いを馳せ、敬意を払い、真摯に書き綴っていきたいと思います。
 四半世紀にわたって日本のLGBTQ運動の末席に加わらせていただいた者として、このプロジェクトには強い思い入れがあり、また、私自身にとってもこれまでにない大きな挑戦となりますが、持てる力を余すところなく注ぎ込む所存です。日本のLGBTQ運動を過去から未来へとつないでいく試みの一つになれば幸いです。みなさんのご協力をよろしくお願いします。


編著:山縣真矢(やまがた・しんや)
1967年岡山県倉敷市生まれ。出版社に勤務後、現在はフリーランスの編集者・ライター。編集した書籍は『LGBTヒストリーブック』『筆録 日常対話』等。2002年から東京のプライドパレードの運営に携わり、2011年5月に任意団体「東京レインボープライド」の設立に参画し、2012年9月から代表に。2015年8月に「特定非営利活動法人 東京レインボープライド」設立に合わせて共同代表理事に就任。2019年9月に勇退し、現在は顧問。2021年3月に提訴した「結婚の自由をすべての人に」訴訟(同性婚訴訟)の東京二次原告の一人。また、故郷・岡山で2021年11月に初開催されたプライドパレード『岡山レインボーフェスタ』の主催団体「ももにじ岡山」の運営メンバーでもある。
 

このプロジェクトへの思い
編著:後藤純一

 山縣さんからお声がけいただいた際、私なんかよりもレズビアンやトランスジェンダーの方のほうがよいのでは…という逡巡もあったのですが、25年間ライターとして生きてこられた自分がこのようなかたちでLGBTQコミュニティに貢献し、恩返しできるのであれば本望だとの思いから、お引き受けすることにしました。ここで、自己紹介を兼ねながらLGBTQヒストリーブック日本版への私なりの思いを皆様にお伝えしたいと思います。
 
 私は幼少の頃、他の男子が野球をやっているときに女子たちとゴム跳びやチェリングをして遊んだり、ピンク・レディーをまねて歌ったり踊ったりするような(”おかま”といじめられがちな)子でした。中学時代には、放課後に女子と制服を交換し、スカートをひらひらさせてウットリ…ということもありました。辞書や本には「異常性欲」「性倒錯」という言葉しかなく、異端者の私はいずれ地獄の業火に焼かれる運命なのだと自らを呪い、苦悩の高校時代を過ごしました。青森に自分の居場所はないと悟った私は「石を持て追わるるがごとく」故郷を去り、都会に出て、ようやく自身のセクシュアリティを受け容れました。
 1996年にダムタイプの『S/N』を観て衝撃を受け、打ち上げのパーティで初めて「DIAMONDS ARE FOREVER」のドラァグクイーンのみなさんのショーを観てさらに衝撃を受け、私もああいうことをやりたい!という燃えるような思いに取り憑かれ、UPPER CAMP(「UC-GALOP」というパソ通のオフ会から生まれたドラァグ集団)の門を叩き、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のプレパーティでショー・デビューさせていただきました。二丁目の「レインボーカフェ」で行なわれていたUCの毎月のオフ会にはレズビアンの方もいて(なかにはお子さんがいる方も)、私にとってレズビアンは身近な存在になりました(1997年のダイクマーチにも参加しました)
 ゲイ雑誌『バディ』で編集者・ライターとして働きはじめた私は、2000年のパレード&レインボー祭りのコミュニティ運動の奇跡的な盛り上がりを体感し、2001年のパレードでは実行委員を務め(実行委員会にはレズビアン、トランスジェンダー、性分化疾患など多様な性の方たちがいました)、全国のドラァグクイーンや当事者インディーズミュージシャンがパフォーマンスを繰り広げるパレード前日祭イベントを開催させていただきました。それ以降も、東京や札幌のパレードでフロートを出したり、全国のパレードに出かけてレポートしたりというかたちでプライドパレードを応援してきました(ハートネットにも書きましたが、地方出身者として、なかなか地元で歩くことが難しい当事者の方の分まで歩き、生きやすい社会の実現につなげたいという気持ちです)
 2003年には『バディ』誌で上川あやさんの選挙応援記事を書き、性同一性障害特例法が成立した暁には、ゲイ雑誌としては極めて異例な「トランスジェンダー特集」を組みました。周囲の友人がトランスしていく様も見ていた私にとって、それは自然なことでした。
『バディ』編集部を退職した後、2006〜2007年には尾辻かな子さんの参院選チャレンジを手伝い、二丁目に事務所を構え、広報やイベント運営に携わりました。毎日のように事務所に来られるたくさんのレズビアンの方たちから同性婚実現への切実な思いを聞き、胸を熱くしました。
 レズビアン活動家の宇佐美翔子さんは同郷の友人で、青森の「そらにじ」カフェに母親を連れて行ったこともありました。
 2015年には虹色ダイバーシティの村木真紀さんらと共同で『職場のLGBT読本』を書かせていただき、その後も同様に『LGBTIの雇用と労働』『虹色チェンジメーカー』などの著述のお手伝いをさせていただきました。
 いま働いているOUT JAPANでも、「solunaesperanza」のお二人をはじめ様々な当事者の方々と知り合いながら、日々『PRIDE JAPAN』というアライ向けオンラインマガジンを運営し、LGBTQの権利回復運動を後方支援しています。
 
 身近に多様な性の方たちがたくさんいて、よき友人・仲間として共に生きてきたこと、また、1990年代から両親の理解を得ることができ、広く世間に向けてカムアウトし、LGBTQに関する仕事にも携わることができたことは本当に幸せでした。お世辞にも「活動家」などとは言えない、(ゲイイベントでさんざんひどいショーをしてきた)破廉恥な人間ですが、長年、二丁目コミュニティやクラブシーンやHIV予防啓発や様々なLGBTQの運動に関わり、間近で見てきた「時代の生き証人」ではあると思いますので、私なりに精一杯、日本のLGBTQ運動史の記述という大役を務めさせていただく所存です。



編著:後藤純一(ごとう・じゅんいち)

1969年青森県弘前市生まれ。京都大学文学部社会学専攻卒業。1996年からドラァグクイーン(やそれに類するパフォーマー)やイベントオーガナイズをしながら、ゲイ雑誌『バディ』編集者・ライター、校正者などを経て、All About[セクシュアルマイノリティ・同性愛]ガイド、LGBTQ+Allyのための総合情報サイト「PRIDE JAPAN」、ゲイのための総合情報サイト「g-lad xx(グラァド)」などWebメディアを中心にLGBTQライターとして活動。1997年に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭ボランティアスタッフ、2001年に東京レズビアン&ゲイパレード実行委員(20005年にはファンドレイジングイベント)、2007年に尾辻かな子氏選対広報部長を務めたほか、HIV予防啓発などのコミュニティ活動にも携わってきた。共著に『職場のLGBT読本』『LGBTIの雇用と労働』『はじめよう!SOGIハラのない学校・職場づくり』『虹色チェンジメーカー』、単著に『LGBTツーリズムハンドブック』『LGBTQおもてなしガイドブック』がある。
 


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・LGBTの声にもとづいて書いたスペイン発のゲイ小説『ぼくを燃やす炎』
・ママふたり家族を描いた『ふたりママの家で』
・100年に及ぶ権利回復の歴史『LGBTヒストリーブック』
・ストーンウォール賞受賞の名作絵本『ジュリアンはマーメイド』
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・地方で暮らす男子高校生2人の勇気と優しさが詰まったコミック『キミのセナカ』
・台湾発・映画製作を通してレズビアンの母親に娘が向き合う『筆録 日常対話』
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・若いLGBTQ+の悩みを知る、学ぶ、応援する『トビタテ! LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー
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http://thousandsofbooks.jp/






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