image

妊婦さんは生ハムや乳幼児の食べ残しを食べてはダメ。
正しい知識をみんなに知って欲しい。
母子感染症の啓発絵本をつくりたい!

大阪母子医療センター 新生児科医長 今西洋介先生より応援メッセージをいただきました

こんにちは。サウザンブックスです。『エリザベスと奇跡の犬ライリー』絵本化プロジェクトは開始1週間で早くも10%近く達成と、ご参加くださった皆さまに深く感謝申し上げます。
大阪母子医療センター 新生児科医長 今西洋介先生より応援メッセージをいただきました。産科医療を描いた「コウノドリ」の漫画・ドラマの医療監修やHPV ワクチンや子宮頸がん予防の啓発サイト「みんパピ」の運営など、周産期医療についての情報発信、啓発活動にもご尽力されています。



「トーチの会」の皆様はいつも熱意のこもった活動をされています。妊婦健診におけるトキソプラズマ抗体検査・サイトメガロウイルス抗体検査の必須化や全妊婦への注意喚起、ワクチンや治療薬の国内認可などを求めた活動は多岐に渡ります。

トーチの会は先天性サイトメガロウイルス感染症やトキソプラズマ感染症に関し、啓発パンフレットやポスターで最新の情報を発信するだけではありません。何よりそれらの疾患に罹患した赤ちゃんや御家族に寄り添うチームなのです。赤ちゃんの命を守るための活動ができるのは、何も医療者だけではありません。トーチの会のような患者会は赤ちゃんやその家族の近くにいつもいてくれて、彼らを助けるでしょう。

疾患を予防するには、まず「知ること」、つまり正しい知識を得ることが何より大切です。トーチの会の今回の活動は皆さんの「知ること」に大いに役立つと思います。
あなたの大切な存在、そして社会の大切な存在である「赤ちゃん」を守るために私はこの活動を応援します。

 

大阪母子医療センター 新生児科医長 今西洋介
医師・新生児科医・小児科医
大阪母子医療センター新生児科医長。小児科学会専門医、周産期新生児学会専門医。2006年富山大学卒業。大阪大学公衆衛生学博士課程在籍。講談社モーニング連載コウノドリの漫画・ドラマの医療監修を務める。日本小児科学会健やか親子21委員。三姉妹の父、育休取得済み。m3(エムスリー)外部執筆者として公衆衛生学の視点から周産期医療の現状について発信。

 

 

2021/02/02 13:11