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円卓の騎士ガウェインが、謎に満ちた探求の旅へ―
アーサリアンポップの傑作が今、蘇る
『五月の鷹(The Hawk of May)』を復刊したい!

プレミアム小冊子の追加情報&「五月の鷹辞典(仮)」の進捗について

こんにちは!
五月の鷹応援団のシオンです。

このクラウドファンディング企画も、残すところ3週間となりました。
企画開始前より応援してくださっている方や、企画開始後にこの企画を知り参加してくださった方など、多くの方に並々ならぬご支援とご声援をいただいて参りました。改めて、心からお礼を申し上げます。

現在の支援率は164%。
企画開始から13日目で100%を達成して『五月の鷹』の復刊が決まり、更に150%のセカンドゴールも発表から僅か5日で達成され、初版限定で上製本(ハードカバー)でお届けできることとなりました。
皆様の熱意とご期待の大きさを感じるとともに、ラストスパートへと背中を押していただきました。改めて、御礼を申し上げます。

さて、今回はリターン小冊子の追加情報と「五月の鷹辞典(仮)」の進捗についてご報告したいと思います。


○リターン小冊子の追加情報

 まずは、小冊子の追加情報です。
 なんと!新たなスペシャルゲストとして、小路邦子先生(慶應義塾大学非常勤講師、2021年1月より来期のアーサー王学会日本支部長(会長))にご寄稿いただけることになりました…!
 小路先生は、中世アーサー王文学がご専門ですが、現代作品に見られるアーサー王伝説にもご関心があり、今回のご依頼も「大好きな作品なので何か貢献できたら」と、快くお引き受けくださいました。本当に、ありがたいことです。
 また、小路先生は『いかアサ』(岡本広毅・小宮真樹子編『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか』みずき書林、2019)にも「宝塚のアーサー王物語―バウ・ミュージカル『ランスロット』」の題で寄稿されていました。中には、そこから宝塚のアーサー王作品に興味を持たれた方もいらっしゃるかと思います(私がそうでした)。
 そして更に付け加えるなら、『いかアサ』の関連で、実は山田南平先生のブログに小路先生が登場したこともありました。しかもそれは、小冊子のもう一人のスペシャルゲスト、山田攻先生が『いかアサ』関係者打ち上げパーティにお持ちになったファイルのエピソードでのことなのです。私の思っている以上に、『いかアサ』とこの企画は縁深いのかもしれません。

 ところで、アーサー王学会日本支部のウェブサイトの「アーサー王伝説解説」ページには、小路先生ご執筆の、

<映画の中のアーサー王伝説 1>『スター・ウォーズ』:宇宙版アーサー王伝説( 

こんなところでアーサー王伝説に遭遇!

などが掲載されており、そこでは現代作品におけるアーサー王の話題が数多く取り上げられています。
 スターウォーズや、あの人気ドラマのSHERLOCK、ミュージカル『美女と野獣』の舞台版・実写版をはじめとした数々の作品や、ケネディ大統領に纏わる逸話なども話題にされているので、読み進めていくうちに、アーサー王の世界をより身近に感じられることでしょう。
 様々な作品を幅広く論じられてきた小路先生が、『五月の鷹』をどのような切り口で語られるのか。とても楽しみです。


○「五月の鷹辞典(仮)」の進捗について

 次に、小冊子に収録予定の『五月の鷹辞典(仮)』の進捗状況についてです。
 以前の報告では、椿侘助さんと私(シオン)が二人で共同作業をするとしか書いていなかったので、今回は、もう少し詳しく状況をお伝えしたいと思います。
 実は、あれから椿さんとともに情報を書き込める共有ファイルを作成し、互いの書きたい項目についてコツコツと書き足して、情報共有をしてきました。まだ手探りの部分も多いのですが、少しずつ、互いがどのような内容を取り上げたいかを掴めてきたところです。
 今のところ、椿さんには主にアーサー王物語に関連する項目をお願いし、私(シオン)はそれ以外で作品に関連性のありそうな項目を担当する……という形で、それぞれ書き進めることになりそうです。
 私の担当している項目から例を挙げると、ガウェインの愛犬であるゲラートの名前の由来になった有名な犬の話や、冒頭のシーンでガウェインが語る「物語」に関係しそうな作品などを取り上げる予定です。そしてこの他にも、作中に登場する歌や何気ない台詞、描写に関しても色々と面白い発見があったので、今から準備を万全に整えつつ、なるべく気付いた点は取り上げていきたいと思っています。
 そして、椿さんには登場人物たちのことは勿論、アーサー王物語に纏わるモチーフなども色々と取り上げていただけるようで、私自身も今から楽しみにしているところです。

 『五月の鷹』には、様々なアーサー王関連作品等のモチーフが随所に織り交ぜられています。
 勿論、椿さんが先日のメッセージの中で書いていたように、「この作品を読むために、その背景に存在しているアーサー王物語自体を把握している必要は必ずしもない」のですが、それでも「ふわっと湧いた興味の種が芽吹くためのお手伝いとして、『五月の鷹』に関連する登場人物やエピソードを、中世のアーサー王物語などから紹介していく」ことができたら。
 この辞典が、旅するガウェインに寄り添ったゲラートのように、読者の皆様の心強い味方になってくれるのではないかと思うのです。
 読者の皆様にとって、「五月の鷹辞典(仮)」が、この素晴らしい作品を味わう上でのスパイスとなりましたら幸いです。

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 『五月の鷹』クラファンは、1月13日が締め切りです。
 セカンドゴール達成による上製本(ハードカバー)への変更は初版のみの対応ですが、クラファン期間中に申し込みいただければ確実に初版=ハードカバーで入手できるので、「絶対にハードカバーがいい!」という方には、期間中のお申し込みがお勧めです。
 また、山田南平先生によるかき下ろしのショートコミック等を収録したプレミアム小冊子付きのコースや、書籍購入特典のオリジナルブックカバーなどは、クラファン期間が終われば二度と手に入らない限定品です。

 ……という情報は、色々なところに書いていることなので、これまで情報を追いかけてくださっている方には既に「耳タコ!」かもしれません(ごめんなさい)。
 実は、私自身が普段は情報に疎い人間なので、こうした企画もので、全てが終わってから限定品や企画の存在を知って悔しい思いをしたという経験が何度かありまして。繰り返しにはなりますが、こちらにも書かせていただきました。
 そうしたものを後から入手することの難しさは、実際に経験され、ご存じの方も多いのではないかと思います(年齢がバレそうですが、昔、某漫画の初回限定版についていた国軍大佐が主役の小説冊子なども、入手を逃し、当時はかなりのプレミアがついて高嶺の花になっていました)。

 後からこの企画ページを見つけて「知らなかった!」と悔しい思いをされる方が出ないよう、残り少ない期間ではありますが、できるだけ広範にお知らせをしていければと思っています。
 もし、皆様の身の回りでも、この企画にご興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、この企画についてお声掛けいただけましたら幸いです。


残り21日間、最後まで、全力で駆け抜けていきたいと思います。

 


○プレミアム小冊子についてはこちらの活動報告もご覧ください!

リターンの紹介:プレミアム小冊子1冊付きコース

椿侘助さんより応援メッセージが届きました!(「五月の鷹辞典(仮)」について)

 

○「小冊子付きのコースの方にアップグレードしたい」という場合は、(https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/4207)の右上の顔アイコンからマイページにログインの上、マイページよりお手続きください。

 

 

2020/12/23 14:25