発起人の小島あつ子です。『同性愛母と私の記録・仮』翻訳出版クラウドファンディングへのご参加、誠にありがとうございます。まずは皆さまに、心より感謝申し上げます。
この週末のラストスパートで、あと10%台で達成できる!というところまできて、締め切りまで残り10時間ほどとなりました。泣いても笑っても、あと少しで翻訳出版ができるかどうかが決まります。
クラウドファンディングはとにかく身体に悪いです。
日に何度もサイトを確認し(家族にスマホ依存症を疑われる)、グラフや数字の変化に一喜一憂し(喜も憂も血圧が上がる)、SNSへの投稿にどれだけの反応があったかを気にして(気に病む)、90日間、寝ても覚めてもクラウドファンディングの進捗に頭の中を支配されて生活するというのは、なかなかしんどいものです。歴代の発起人は皆さん、寿命を削って取り組んでこられたことと思います。
なので声を大にして言います。
どんなに素敵な洋書と出会っても、間違ってもクラウドファンディングで出版をめざしてはいけません!!
…というのは冗談です。
むしろ、この仕組みだからこそ、台湾発の、日本にはあまりない内容を扱った、素晴らしい出版物の存在を、これほど多くの方に知っていただけました。「読んでみたい!」と翻訳出版実現にむけてお力添えをいただくことができました。これって実は、めちゃくちゃすごいことなんです。
先日、発行されたばかりの小冊子「TAIWAN BOOKS 台灣好書」(台湾文化センター・発行/太台書店・企画編集)をいただいた際に知ったのですが、日本で年間に翻訳出版される台湾作家による本は10数点、と書かれてい(て「まじかよ」と思わずつぶやいてしまい)ました。
皆さまは、まさに今、その「10数分の1」を支える大切な力です。
お一人お一人が、日本で台湾の出版物を翻訳出版する役割を担っているのです。
そんな大切な担い手である皆さまにお願いです。
あともう少しだけ、できる範囲でお力添えいただけませんでしょうか。
■24時間限定の宣伝部長になったつもりで、ひたすら口コミやSNSやDM、LINEでこのクラウドファンディングの周知徹底してみる。これまで声をかけて下さった方に「間もなく締め切りですよ」とリマインドする。
■知人友人を誘う、もう1冊買って友達にプレゼントしたり、近くの図書館に寄贈する。
この本、実は台湾では文化部(日本の文科省に相当)が、2018年に児童生徒向けの推薦図書(高校生以上向け)に選んだ本でもあるのですよ。
■「本」のみをご予約のみなさま、著者は映画監督です。DVD化を目指すドキュメンタリーはNHKとの共同制作ですが、アーカイブでみることはできません。さらに同作の映画版はベルリン国際映画祭でテディ賞を受賞、米アカデミー賞の台湾代表作品として出品されました。「本」だけではなく+映像(DVD)へのアップグレードを強くおすすめします!!
■出版記念イベント付きのコースへのアップグレードはいかがでしょうか?オンライン開催なのでコロナを気にせず、ご自宅でゆっくり、美味しいもの+ビールでも飲みながら映画とトークを楽しむというのも、なかなかオツなものですよ。
…等など
――ええいっ!そもそも「この本を翻訳出版したい!」というだけでも相当なワガママなので、最後の最後までそれを貫こうと思います。ぜひ、追加のご支援やアップグレードをご検討ください。そして皆さまの友人知人を巻き込んでいただければ幸いに存じます。
最後に一番大事なことを。
締め切りは
11月16日月曜日 23:59
です!
どうぞよろしくお願いします!