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ビール醸造を極めた男の数奇な人生を描いた
ドイツのミステリー小説
『ビールの魔術師』(原題:Der Bierzauberer)を翻訳出版したい!

制作状況のご報告(ビールの仕込みも開始しました!)

皆さんこんにちは!
 2021年もすでに3月に入りました。ついこの間年が明けたばかりと思ったら早いですね。花粉症に悩む人も多いと思いますが、それでも寒い冬が終わって春が来るのは嬉しいものです。コロナウイルスの状況もよくなればなおさらいいのですが。

 さて、『ビールの魔術師』ですが、私の訳を遠山先生(一部酒寄先生も)がびっちり磨き上げてくださり、今編集の鹿児島さんがチェックしてくださっています。私や遠山先生とは別の視点から読んでくださるのでいろいろと気づかされることが多いです。どんな職業でもそうですが、プロの仕事ぶりを目の当たりにするのはワクワクするし、気持ちのいいものですね。

 出版までのめどが立ってきましたので、クラウドファンディングのリターンの準備も始めなくては、と先週金曜日ビールを仕込みに行ってまいりました。
ビール造りを引き受けてくれたのは、大田区にある羽田ブルワリーさん。醸造長の野呂さんは、ハーブを使ったビールを造ってみたかったので楽しみでした、とのこと。新米ブルワーさん、研修に来ている方と3人で、作者オリジナルレシピに挑戦してくれました。

  
 

私も麦汁をかき混ぜてみました
 

 私は去年から副材料を準備し、煮沸時に加えるのをお手伝い。時間差で異なる材料を加えていくのですが。釜からふわ~んといい匂いがしていました。
本と一緒にお届けできるまでいい具合に熟成し、美味しいビールになってくれるといいのですが。




 
 ビール仕込みの様子を写真に撮り、作者ギュンターに送ってみたら興味津々の様子でした。ビールに名前をまだ付けていなかったので、名前の案を尋ねてみたら、なるほどと思わせるアイディアをくれました。そちらも合わせてどうぞお楽しみに!

次回の開催報告はラストスパートがかかっている頃かもしれません。あと一息がんばります。年度末でお忙しい方もいらっしゃるかと思いますが、どうぞ楽しい3月をお過ごしください。

森本智子
 

2021/03/01 13:16