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ビール醸造を極めた男の数奇な人生を描いた
ドイツのミステリー小説
『ビールの魔術師』(原題:Der Bierzauberer)を翻訳出版したい!

制作状況のご報告(翻訳作業折り返しました)

皆さんこんにちは。
前回の活動報告から2か月が過ぎ早くも10月半ばを迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今年はメリハリのない年で、時だけがあっという間に過ぎていく感じがしています。

身動きの取りづらいこの状況を利用して翻訳を順調にどんどん進めています♪と言いたいところですが、初めての文芸翻訳に悪戦苦闘しています(笑)
中世が舞台なので、当時の物事、人物などなど分からないことも多く、調べたり考えたりしていて時間がどんどん過ぎていきます。

参考になるような情報があれば、とちょこちょこ他の本を見たりしていますが、ずっと昔ケルンのルームメイトにもらったケルンの歴史の本がここへ来て役に立ちそうだったりと、面白い発見もありつい脱線しそうになったりもします。



翻訳は半分を過ぎました。共訳を引き受けてくださった遠山明子先生は細かく赤入れをしてくださり、それを打ち込んで読んでみると、文章がとても生き生きしてきてワクワクします。先生から私の翻訳も少しよくなっているとコメントをいただきほっとしましたが、もちろんまだまだ一人歩きには程遠く、とにかくできるだけのことをするしかないですね。

中世の暮らしや当時のビールの味を想像しつつ、スケジュール通り進められるよう、がんばります。
皆さんもどうぞ充実の秋を満喫してください。

 

2020年10月14日
森本智子

2020/10/14 10:17