こんにちは、サウザンブックスです。
めでたくプロジェクトが成立しましたら、本書の翻訳は、発起人の森本智子さんに担当いただく予定ですが、この度、数多くの文芸作品の翻訳を手掛けられている、ドイツ文学翻訳家の遠山明子さんに共訳いただくことが決まりました!
また、同じくドイツ文学翻訳家で和光大学教授、遠山さんのパートーナの酒寄進一さんにもサポートいただけるとの、心強いメッセージも頂いております。お二人から、応援コメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。
ビールとミステリ? いかにもドイツだな、と思いながら読みはじめたら、これがまためっぽう面白い。いつのまにか主人公ニクラスと共に、中世ドイツを旅していた。ミステリとして楽しめるだけでなく、世界に誇る今日のドイツビールがどのようにして誕生したのか、当時のビール職人たちのビール醸造に駆ける熱情が垣間見えて、読み応えがある。ドイツビールを愛し、この作品に惚れ込んだプロジェクト発起人森本さんの「私だけ読んだのではもったいない、ぜひ多くの人に読んでほしい」という思いが実現しますように、どうぞご協力をお願いします。
遠山明子
ドイツ文学翻訳家。主な訳書にキルステン・ボイエ『パパは専業主夫』(童話館出版)ケルスティン・ギア『時間旅行者の系譜』シリーズ、ニーナ・ブラジョーン『獣の記憶 』(ともに創元推理文庫)、ニーナ・ゲオルゲ『セーヌ川の書店主』(集英社)。
ドイツといえばビール、ビールといえばドイツ。日本の地酒みたいに、行く先々でさまざまなビールに出会えるのがドイツ。そんなビールの国から醸造マイスターの手によるうんちく満載のミステリが登場した。ビール片手に読むと、おいしさ、おもしろさ倍増間違いなしです! 翻訳出版プロジェクト応援してます。
酒寄進一
和光大学教授、ドイツ文学翻訳家。主な翻訳にフェルディナント・フォン・シーラッハ『刑罰』(東京創元社)、ネレ・ノイハウス『生者と死者に告ぐ』、アンドレアス・フェーア『弁護士アイゼンベルク 突破口 』(ともに創元推理文庫)、クラウス・コルドン『ベルリン1919 赤い水兵』岩波少年文庫、ヘルマン・ヘッセ『デーミアン』(光文社古典新訳文庫)、近刊予定にビュルガー『ほら吹き男爵の冒険』(光文社古典新訳文庫)がある。
無事にプロジェクト成立して、書籍制作にとりかかれますよう最後まで頑張っていきます。引き続き、情報拡散などへのお力添えを宜しくお願い申し上げます!