ヴァイエンシュテファン修道院(現:ヴァイエンシュテファン醸造所)は、現存し存続する醸造所としては世界最古と言われています。設立当初からビールを造り続けていて、ビール醸造の長い歴史と伝統があるのですが、この修道院が小説の舞台の一つとして登場します。そのヴァイエンシュテファン醸造所の支配人マークス・エングレート氏から応援メッセージをいただきました。
ヴァイエンシュテファン修道院(作者はミヒャエル・ヴェニング、1700年ごろ、選帝侯マックス・エマヌエルの摂政政治時代の銅版画)
現在のヴァイエンシュテファン醸造所 https://www.weihenstephaner.de/
中世の歴史、ミステリー、そしてビール! これまでの小説にはなかった組み合わせではないでしょうか。
しかしこの作品は、ビールが人間の歴史の中でどれだけ重要な役割を果たしてきたか、またビールが現代の日常だけでなく、ノスタルジックかつロマンティックな中世という時代背景の中でも関わっていたことを見せてくれるのです。
フィクションと史実が出会い、ヴァイエンシュテファン修道院のような実在する場所がストーリーの中に組み込まれることで、物語にリアルさが与えられています。
「ビールの魔術師」との旅路はきっと楽しみとスリルを存分に味わせてくれるでしょう。
バイエルン州立ヴァイエンシュテファン醸造所
支配人・輸出部長
マークス・エングレート
写真提供:全てDie Bayerische Staatsbrauerei Weihenstephan
ヴァイエンシュテファン醸造所のビールはこちらのサイトで購入できます(日本ビール株式会社)