皆さま、こんにちは!同プロジェクト発起人の森本智子です。
クラウドファンディングがスタートして10日ほどが経過しました。早くも多くの方にご参加いただき、作者ギュンター・テメス氏共々緊張と興奮でいっぱいです。
同書は2008年に書かれた、13世紀のドイツを舞台とした物語で、本のタイトルから明らかなように、ビールがテーマとなっています。作者ギュンターは元々ビール醸造家で、読書好きが高じてビールをテーマにした小説を書いてみようと思い立って書いたのが同作品です。フィクションですが、実際の史実や実在した人物が登場するところも、この本の面白さ、魅力の一つであり、教科書の歴史とは違い、読者にリアルで生き生きとした中世の世界を見せてくれます。
また、この本はビール好きな方、ビールに詳しい方以外でも十分楽しめる内容ですので、中世好き、ミステリー好きな方々、その他多くの方にぜひ手に取っていただきたいと思っています。
ドイツビールについて勉強しようと思っていた2009年に、私はこの本と出会い、読み始めるとぐいぐい引き込まれ、読後に思わず作者にメールを送ってしまったほど気に入ってしまいました。
その後大胆にもこの本を和訳してみたいという気持ちが起こり、いろいろとあたってはみたものの、文芸書の出版経験のない私にはなかなか道が開けませんでした。
が、昨年とうとう翻訳出版のチャンスが訪れ、今回のプロジェクトにこぎつけることができました。諦めないでよかったと、今しみじみ感じています。
クラウドファンディング開始に先立って、メールアドレスをご登録くださった皆様、SNSなどでシェアしてくださった皆様、本当にどうもありがとうございます!
プロジェクト終了の6/30日まで、翻訳出版が叶いますよう、皆様のご支援が無駄にならないようと願いつつ頑張っていきたいと思います。
リターン内容も作者と一緒に考えましたので、こちらもどうぞお楽しみに!また、本中で日本人読者にはわかりづらいと思われる箇所を、別途何らかの形で皆さんにお伝えできればとも考え中です。
無事にプロジェクトが達成できた暁には、ぜひ皆さんと美味しいビールで乾杯したいです。
Bierzaubererの魔法がこのプロジェクトも成功させてくれますように!
プロジェクト終了まで、どうぞお付き合いください。SNSシェアなどお力添えくださいますと嬉しい限りです。よろしくお願い申し上げます。
2020年4月
発起人 森本智子
著者のギュンター・テメスさん(右)と発起人の森本(中央)