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世界のマンガの翻訳出版レーベル・サウザンコミックス第一弾!
傑作バンド・デシネ『Rébétiko』(レベティコ)を翻訳出版したい!

サウザンコミックス始動までもう少し!マンガ好きの皆さんご協力をお願いします! 発起人・原正人より

みなさん、こんにちは!『Rébétiko』(レベティコ)翻訳プロジェクト発起人の原正人です。

11月19日(火)にプロジェクトがスタートして、早いもので2カ月半以上が経ち、残すところあと10日ほどとなりました。支援者数は250名弱、100万円を超える金額が集まっています。ご支援いただいた皆さん、ありがとうございます!

残り期間で必ずや成立させるためにも、どうか皆さんのお力をお貸しいただけないでしょうか。
SNS情報拡散、参加コース変更、プレゼント用に追加参加など、ご検討くださいますと嬉しいです!

今回のクラウドファンディングはダヴィッド・プリュドム『レベティコ』という作品の翻訳を直接的な目的としていますが、裏テーマは世界中のマンガを翻訳出版する「サウザンコミックス」というレーベルの立ち上げです。

世界のマンガの中には、この作品のように日本語に翻訳されずにいる過去の名作や新たな注目作がたくさん存在しています。マンガに限らず、翻訳ものがお好きな方なら、「どうしてこの本が翻訳されないんだ!?」と思ったことは一度や二度ではないはず。

ですが、商業出版が商売である以上、作者や翻訳者、編集者といった作り手、さらには読者の想いだけで事が進むわけではありません。そこには常に売れるかどうか、リスクに見合うかどうかの判断があり、その判断から漏れたものは結局翻訳されません。出版社は版権料や翻訳費、編集費、デザイン費、紙代といったリスクを先に負わなければならないわけで、そういった判断があるのは当然のことです。でもじゃあ、その判断から漏れた作品がつまらない作品かというと、もちろんそんなことはまったくない。むしろそんな作品の中にこそ僕らを幸せにしてくれるものがあるかもしれません。

クラウドファンディングを使って出版するメリットは、そうしたリスクを「この本が読みたい!」、「このプロジェクトを応援したい!」という人と分かち合うことができるということに尽きます。興味がある人に言わば事前予約していただいて、みんなで一緒に商業出版では実現できそうにない本を実現する。これって最高のしくみですよね。

クラウドファンディングの出版では、支援してくれるみんなが作り手です。もちろん僕も作り手のひとりとして、自分自身、このプロジェクトを支援しています。今回プロジェクトが成立してサウザンコミックスが立ちあがったら、この『レベティコ』という作品の日本語版を読者として楽しんでいただくのはもちろん、ゆくゆくは「こんな作品どうですか?」と将来の候補作を提案してくれる人や、「この作品を翻訳したいんですけど!」と立候補してくれる人も出てきてくれたらいいなと思っています。

日本で海外マンガをさらに盛り上げていく場として、サウザンコミックスをみんなで一緒に作っていきましょう!

サウザンコミックスはこのプロジェクトの成立をもって立ちあがることになっています。サウザンコミックスという場を作るためにもご支援よろしくお願いします!

原 正人

 


■TBSラジオ「アフター6ジャンクション」に原 正人が出演しました!

TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(2/4日放送)
『グラフィック・ノベル』入門特集(出演:原正人・サヌキナオヤ)
TBSラジオCLOUDで聴けます
※一定期間を過ぎるとユーザー登録が必要となります



■2/7:第17回「世界のマンガについてゆるーく考える会」開催

日時:2020年2月7日(金)19時から21時(18時30分開場)
場所:東京都千代田区神田神保町3-8 専修大学 神田校舎 7号館771教室
(地図)

料金:無料

詳細はこちら

2020/02/05 14:40