THOUSANDS OF COMICS(サウザンコミックス)の成立を心から祈ってます!
はじまりは、2018年6月19日の夜。
南池袋の居酒屋に、翻訳家の原さんとサウザンブックスの古賀さんを呼び出し、
「『サウザンコミックス』っていうのをやったらどう?」と、私が言ったんだった。
応援メッセージなんて、偉そうに書ける立場ではないが、
言い出しっぺだろと詰められては断れない。
ついに、この日が来た。
原さんとは、BDの翻訳(『ZAYA』 『Alisk』)をお願いしたのがきっかけで、その後、読書会やガイマン賞など、邦訳海外コミックの普及に尽力されてることを知り、互いの悩みを共有。海外コミックに携わる人々やファンを繋げられたらと、Comic Streetが動き出し、世界のマンガについてゆるーく考える会というマニアックで楽しい読書会にも参加させていただくようになった。
古賀さんとの出会いは、某大使館でのパーティーだった。ワインを2杯ほど飲み干した後、お互いの問題意識(他人の悪口とも言う)をぶつけ合い盛り上がった。見た目も話題も、おしゃれな会場に似つかわしくないオジサン同士、なんて気が合うんだろうと嬉しかった。
古賀さんはいつもよくしゃべるし、私も古賀さんといるとついしゃべってしまう。三人で会うと、原さんが話し足りなかったんじゃないかと不安になる。
我々に共通するのは、「海外で見つけた、自分が良いと思う作品を他の人にも読んでもらいたい。」という思い。でも、「思いだけでは継続できない。採算が取れないと継続できない。」という課題認識、そして、「大儲けがしたいわけじゃない。ちゃんと継続できることがしたい。」という期待水準。
だから、ふたりは絶対に合うと思ってた。
思ってた通り、こうして形になる一歩手前までやってきた。
サウザンコミックスができたら、心強い仲間であり、気が抜けないライバルになる。
これは、業界にとっても、世界にとっても、きっと素晴らしいこと。
夜明けは近い。
頑張れ!サウザンコミックス!
待ってろ!サウザンコミックス!
私も面白いこと考えようー♪
デジタルカタパルト株式会社 平柳 竜樹