こんにちは、サウザンブックスです。
『Aru Shah and the End of Time』翻訳出版プロジェクトへのご参加、有難うございました。
現在サウザンブックスでは、『Aru Shah and the End of Time』と同じく海外発のヤングアダルト作品で、若いセクシュアル・マイノリティをテーマにした小説の、翻訳出版をめざすクラウドファンディングを8/8(月)まで実施しておりますので、ご案内させていただきます。
ぼくはゲイ「なんか」じゃない…。
地方都市に暮らす男子高校生たちの苦しみや友情と恋心を、
リアルに描く『ぼくの血に流れる氷』を翻訳出版したい!
クラウドファンディング参加特典、オリジナルステッカーをプレゼント!
本書『ぼくの血に流れる氷』は、セクシュアル・マイノリティ当事者である著者が、若い当事者たちの声をもとに書いた作品。主人公は、スペインの保守的な田舎町に暮らす男子高校生のダリオ。両親をなくし、たったひとりの家族となった祖母にも捨てられるのを恐れ、そして、まだまだ根強く残る、セクシュアル・マイノリティに対する偏見や差別を恐れるがあまり、自身がゲイであることをどうしても受け入れきれず、自分ばかりか他者も傷つける行動をとってしまいます。
実は誰よりも優しくて繊細な心を持つ、ひとりの少年の痛みとあがき、そして希望と再生のストーリー。海外YAならではの、登場人物たちの豊かな感情表現も魅力で、読み応えがある1冊です。
【登場人物】
・ダリオ:この物語の主人公。16歳の男の子。性的指向や人間関係に葛藤を抱えている。
・オスカル:ダリオの元親友。ゲイであるとわかり、学校でいじめられている。
・フェル:オスカルの親友で、ダリオの元親友。オスカルに冷たい仕打ちをしたダリオに怒りの感情を抱いている。
・おばあちゃん:ダリオの祖母。ダリオの両親が亡くなったあとは、孫を女手ひとつで育てている。
・マルタ:同じクラスの女生徒。ダリオに思いを寄せている。
・ミリアム:心理学者。ダリオのカウンセリングを行う。
・パブロ:クラブで知り合った少年。ダリオと一夜限りの関係を持つ。
・セルヒオ:オスカルの恋人。
・カルロス:クラスメート。オスカルに対するいじめの首謀者。
・ロッキー:ダリオの飼い犬。
8/8(月)まで実施中の本クラウドファンディングへのご参加を、
ご検討くださいますと幸いです。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。