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自閉症スペクトラム障害の男の子の自立の物語
『Kids Like Us(僕らのような子どもたち・仮)』を翻訳出版したい!

『新!つくばスタイル』に発起人の林真紀が取り上げられました。

クラウドファンディングにご参加くださった皆様、だいぶご無沙汰になってしまいました。皆様のご協力で『キッズライクアス』をこの世に出すことが出来てから早2年、その間、感染症の勢いは衰えることを知らず、もっと多くの皆さんにこの本のことを知って頂きたいと思いつつも、ほとんど宣伝活動することができずにいました。そして2023年の幕開けと同時に自分自身もコロナに感染し、私は家族の誰よりも後遺症が重く出てしまい、数週間ほとんどまともに食事ができない生活を強いられました。ひたすら耐え忍ぶしかなかったとはいえ、長い長い三年間でしたね。そしてその三年間を経て、世界が以前とはまるで違うものに変わってしまったかのような感覚を覚えることがあります。

 

皆様もご存知の通り、様々な会議がオンラインになり、在宅勤務の形態をそのまま残している会社も増えています。そのトレンドにより、私が住む茨城県つくば市という地方都市の状況も様変わりしました。ここ数年で、東京や神奈川からの移住者が一気に増えたのです。人口も急増、学校はプレハブの建て増し、駅前は新築マンションが雨後の筍、ショッピングモールの周辺道路は大渋滞、私が移住してきた10年前とは比べ物にならないような賑わいです。10年ひと昔とはよく言ったものです。皮肉にも3年に及んだコロナ禍は、つくばという街を猛スピードで変容させたのでした。

 

さて、前置きがとても長くなってしまいましたが…。

つくば市に移住したい人たちを対象とした雑誌、『新!つくばスタイル』から取材依頼が入り、なんと「都市圏からつくばに移住してきて活躍している女性(つく女)」として取り上げて頂きました。この企画はまだ始まったばかりで、私は二人目のつく女のようです。皆様と一緒に作り上げた『キッズライクアス』についても取り上げて頂いており、二年間宣伝活動ができなかった私としては、こんな形でまた人の目に触れることになるとは思わず、本当に嬉しく思います。

 

記事は以下からお読みになれます。

新!つくばスタイル

「自分に合った街つくばでリサーチや翻訳で研究を支援【つく女】」

 

 

また、6月22日につくば市にフェミニズム/ジェンダー/福祉を中心とした本を取り揃えるブックカフェがオープンしました!有難いことに、『キッズライクアス』も置いて頂けています。選書のセンスの素晴らしさは言うまでもなく、お茶もとっても美味しいので、ぜひぜひつくばに数多いる本好きが訪れて欲しい場所です。こちらも併せて、興味のある方は覗いてみてくださいね。

 

本と喫茶 サッフォー

https://bookcafe-sappho.com/

〒305-0005 茨城県つくば市天久保1丁目15番地11 アイアイビル104号室

 

最近になっていろいろなことが少しずつ少しずつ動き始めているのを感じます。「もっとこの本について知ってもらいたい」と思いつつ、何も動きようがなかった二年間だったので、ここからまた少しずつ宣伝活動をしていきたいと思っています。皆様もぜひ、「こんな本があるよ」と、必要な人に向けて発信して頂けるととても嬉しいです。

 

発起人・林真紀

 

 

 

2023/07/04 12:03