日本の読者の皆様こんにちは。
私の本『ゴーストドラム』が最初に日本で出版されたのは1991年、福武書店からでした。私はとても感激しました。
日本には、とても力強く古い歴史のある美術、音楽、文学と詩歌の文化があり、かの地の人が、例えわずかな人数であったとしても、私の本を読みたいというのだと考えると誇らしい気持ちになりました。(それに私は日本の怪談が大好きなのです。)
ミュージシャンの福岡ユタカさんが『UR WORDS』というアルバムの中の1曲『The Ghost Drum』という曲を作って、私に栄誉を授けてくれた時にはさらに感動しました。この曲を聞くと平原を果てしなく吹き渡る寒風の音と、雪と星の狭間で氷のような光が瞬くとき、囁くように呪文を唱える声が聞こえてきました。 ですので、サウザンブックスがゴーストドラムを再出版し、ゴーストソングとゴーストダンスを翻訳出版すると知った時、これ以上ないというほど喜びました。
ただそれも新版の読者だけでなく、旧版の読者からも感謝の暖かいメッセージが届いていると聞かされるまでのことでした。古い読者たちは4半世紀以上の間、2冊目と3冊目を待っていたというのです!ありがとうございます!
ゴーストソングとゴーストダンスが期待外れではないことを祈ることしかできません。
そして、翻訳家に善き幸あらんことを。
1冊の本を翻訳するのは過酷で難しい仕事です。日本語と英語のようにとても違う言葉の場合はなおさらです。
実は申し上げてよいのか迷ったのですが、シリーズの4冊目となるゴーストスペルを自費出版しております。どうかご気分を害されませんように。
日本の読者の皆様に感謝します。皆様に幸多からんことを。
Susan Price(スーザン・プライス)
https://www.susanpriceauthor.com/