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出版不況にめげない!台湾の活力あふれる「独立書店」をまとめた
『書店本事 個性的な台湾書店主43のストーリー』を翻訳出版したい!

世界各国の出版物をつなぐ仕事を幅広く手がける、デジタルカタパルト(株)の、平柳竜樹さんに独立書店ミニレポートを書いていただきました!

こんにちは、サウザンブックスです。
台湾や東南アジアのマンガ業界に詳しく海外出張も多い、デジタルカタパルト(株)のプロデューサー平柳竜樹さんが、ちょうどこの夏に台湾出張があるというのを聞きつけ、無理を承知で現地レポートをお願いしてたところ、快くご快諾いただけました!

 


仕事柄、世界各地の本屋さんを訪れることが多いのですが、台湾の本屋さんは、仕事も時間も忘れて、ついつい長居をしてしまいます。
物色するのは、本だけなく、個性的なTシャツやおしゃれな雑貨、ときには駄菓子なんかも。入口やレジ周りに置かれた地元の劇団や上映会のお知らせチラシも、台湾独特のセンスに溢れています。カフェが併設されているお店もあり、熱帯植物にあふれた庭やどこかノスタルジックな路地を眺めながら、コーヒーやフルーツティーを飲むのは、贅沢な時間です。
私にとって台湾の書店巡りは、夜市巡りと同じくらい、台湾出張の醍醐味になってます。


 

今日は、取引先との打ち合わせ後、松山文創園区にある本屋さん「閲樂書店」でひと休み。松山文創園区は、1937年に設立されたタバコ工場「台湾総督府専売局松山菸草工廠」(日本からの独立後は「台湾菸酒公売局松山菸廠」)の建物を活かした創作活動を支援する施設です。「閲樂書店」は、タバコ工場で働く工員の子どもたちを預ける託児所のような施設だったそうです。
 


 

昔の施設が、こうして綺麗に保存されて、おしゃれに生まれ変わっています。映画の世界の中に入り込んだような気分になりますね。歴史に思いを馳せながら、美味しいコーヒーを楽しみ、仕事のメールをチェックする…あっ、仕事のことを忘れてないですね。
 

さて、そんな個性的な台湾の本屋さんについて、よくできたガイドブックがあると聞きつけ、支援ボタンを早速ポチり。43も収録されてるんですね、気になります! 台湾本屋さんの魅力を、より多くの方にも知っていただければ幸いです!!
 


 

平柳竜樹
1977年生まれ。2009年よりデジタルカタパルト株式会社に参加、2012年同社取締役就任、現在は海外事業を担当し、日本を始め世界各国の出版物をつなぐ仕事をしている。台湾や東南アジアのマンガ業界にも詳しく、国際的なマンガイベントの企画プロデュースも行う。
http://digital-catapult.com/

 



支援者数は120名を超えて、達成率も20%を超えてきました。
まだ先は長いですが、残された日数は少なくなってきております。


焦りも感じておりますが、
成立、そして日本語版の発行をめざしてメンバー一同頑張って参ります。
引き続き、情報拡散へのお力添えのほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
 

2018/08/17 12:41