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出版不況にめげない!台湾の活力あふれる「独立書店」をまとめた
『書店本事 個性的な台湾書店主43のストーリー』を翻訳出版したい!

小さな本屋の魅力を伝える活動「BOOKSHOP LOVER」運営者の和気正幸さんから、 応援コメントが届きました!

こんにちは、サウザンブックスです。
小さな本屋の魅力を伝える活動「BOOKSHOP LOVER」運営者の和気正幸さん。
今月頭には、台湾弾丸書店巡りツアーもされたばかりで、
熱く『書店本事』プロジェクト応援メッセージをいただきました!
 


日本とはひと味違った本屋を旅する

小さい本屋を応援する活動を始めてから8年。日本の本屋ばかりを見てきた僕が台湾に行ったのは2015年のこと。3泊4日で台北の本屋ばかりをまわるブックショップツアーで出会った本屋さんはどれもこれも個性的で、置いてある本は中国語で書かれたものばかりなのに、それすらも素敵に思えてしまう刺激的な体験でした。

「中国語で書かれた本ばかり」と書きましたが、実は台湾の言葉は中国と違って繁体字。日本語の旧字体が使われているので、実は読もうと思えば、なんとなくではありますが意味が分かるのです。さすがに本文までは分かりませんが、書名程度であれば何について書かれた本なのかは分かります。

そう思って、本棚を眺めてみると「こんな本が出版されているんだ」「この本は日本の本を翻訳したものだ」など多くのことを発見できます。

いま台湾で本屋をまわろうと思ったときに役に立つのはその殆どがウェブの情報です。本にまとめられているものは一冊もない。僕がまわるときはウェブ上の情報と、台湾で手に入れた本屋紹介の本を参考にしますが、やはり異国の言葉なので難しい部分もたくさんある。

そんなときに『書店本事』のクラウドファンディングと出会いました。

本書は台湾版でもお世話になったもので、日本語版が出るのなら、ぜひ欲しい。応援したい。
翻訳出版が成功し、本書片手に台湾の本屋をめぐる日を心待ちにしています。



和気正幸
1985年生まれ。2010年より小さな本屋の魅力を伝える活動「BOOKSHOP LOVER」を開始。Webや書籍を中心に本屋と本に関する活動を行う。著書に『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(G.B)『日本の小さな本屋さん』(エクスナレッジ)がある。
http://bookshop-lover.com/


写真左(和気正幸さん)、右(発起人の小島さん)

 

2018/07/26 13:34