先日のプロジェクト達成を受けて、読書探偵作文コンクール事務局とサウザンブックス編集部では急ピッチで本の制作を進めています。プロジェクトの達成率を横目で見ながら少しずつ準備を進めていましたので、7月末までにはみなさんのお手元にお届けできる予定です。刊行は8月ですが、ご支援くださった方には先行でお送りします。(今年のコンクールの応募と夏休みの宿題に間に合いますように!)
本日は、作業途中の本の内容を少しだけご紹介します。
本書の主役はなんといっても子どもたちが書いた作文。しょせん子どもの作文でしょ、と侮っていたら(ごめんなさい…)意外なところで泣かされたり…にやにやしたり、編集作業をしながらすっかり子どもたちの世界に引き込まれています。すでにweb上で公開したものですが、レイアウトされて紙に印刷されたものを読むとまた違う印象です。
作文を読んで本を読みたくなってしまった子どもたち(大人も)のために、作品とともに「読んだ本」も紹介しています。また、ジャンルごとにオススメの翻訳児童書を紹介する「読書ガイド」も掲載されています。
同年代の子が書いた作文を読んで、本を読みたくなって、そして自分も作文を書きたくなってくれたら嬉しいな〜という思いを込めてコンクール事務局の翻訳家たちが本を選びました。
読書ガイド執筆者
「外国のくらし」宮坂宏美
「科学」ないとうふみこ
「ファンタジー」武富博子
「ミステリー」越前敏弥
巻末の読書探偵作文コンクール事務局メンバーによる座談会では、これまで印象に残った作品やエピソードなどを紹介しながら、子どもの作文の面白さや読書の楽しさについて語ります。コンクール審査の裏話などにもご期待ください!
そして、おなじみのニャーロウは全編を通してナビゲーターとして大活躍。食いしん坊らしく、翻訳書に登場する「おやつ」をテーマにした楽しいミニコラムも担当しています。
ニャーロウの生みの親、井上・ヒサトさんも本書のために新しい表情のニャーロウを書き下ろしてくださいました。本の中でいきいきと動き回るニャーロウをお楽しみに!!