『外国の本っておもしろい!』のプロジェクトを企画している翻訳者の越前敏弥です。
このたび、『外国の本っておもしろい!』を支援してくださるみなさまへの感謝の気持ちをこめて、支援者のかた全員に特別プレゼントを差しあげることにいたしました。
プレゼントは、エドガー・アラン・ポー作の短編『ぬすまれた手紙』の新訳(小学校中学年以上向け、総ルビ入り)です。わたしが連休中に訳しました。それを30ページ程度の特製小冊子の形でお贈りします。
この作品はミステリー史上有数の傑作とされていますが、大人にとってもきわめて難解な個所がいくつかあるため、子供向けに翻訳される機会があまりありませんでした。今回はその部分を簡略化するなどし、小学校4年生ぐらいから問題なく読めるように仕上げてあります。原著の9割ぐらいはそのまま訳したので、大人でもじゅうぶん楽しめます。
この冊子は、『外国の本っておもしろい!』プロジェクトを支援してくださるかた限定のプレゼントであり、別の場での販売や頒布などをおこなう予定はありません。プロジェクトが無事成立し、『外国の本っておもしろい!』をみなさまへお届けする際に同封する予定です(紙の本をお申し込みになっていないかたにもお届けします)。
現時点では、まだ目標額の半分程度しか集まっておらず、このままのペースでは本を出すことができません。未来の読者を育てていくためのこのプロジェクトに、どうかあらためてお力添えをお願いいたします。お知り合いのかたなどに教えたり、SNSで広めたりなどしていただければ幸いです。もちろん、みずから再度ご支援くださるのも大歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
越前敏弥(読書探偵作文コンクール事務局)