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ストーンウォール児童文学賞を受賞。
トランスジェンダーのぼくが新しいきょうだいを迎える物語
『エイダンがお兄ちゃんになったとき』を翻訳出版したい!

ライター/一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣さんからの応援メッセージ!

こんにちは、発起人の八尋です。クラウドファンディングの残り期間が約40日となりました!地道に地道にではありますが、支援をしてくださる方も着実に増えてきております。いま一度、周囲の皆さまへの情報拡散をよろしくお願いいたします。
 
さて、新たな応援メッセージをいただいたのでご紹介いたします!松岡宗嗣さんはLGBTQにまつわるニュースを中心に、政治問題全般について幅広く取り上げて発信されている凄腕ライターです。特にLGBTQに関する情報の早さとわかりやすさは素晴らしく、『多様な性を生きる - LGBTQ+として生きる先輩たちに人生のヒントを聞いてみた』(河出書房新社)、 『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)を始めとしたご著書からも丁寧さがとても伝わってきます。文章だけでなく動画での発信・解説にも力を入れていらっしゃって、鋭い語りは必見です。
松岡さんがメッセージの中でおっしゃるように、絵本の中のエイダンの奮闘から学べることはたくさんあるはずです。
 
それでは以下、松岡さんからのメッセージをご覧ください。
 


だいぶ前のことですが、子どもが生まれたばかりの知人が、周りの人からの「男の子ですか?女の子ですか?」という”素朴”な質問に対して、「今のところ女の子です」と答えていました。
 
「今のところ」という言葉に、この子がこれから自分のアイデンティティをどう捉えていくかはわからない、という前提があるように思い、強く記憶に残っています。
 
それでも、育っていくなかで、社会は子どもを「女の子らしさ」か「男の子らしさ」か、二つの箱のどちらかに押し込もうとしてくるでしょう。そのとき、自分のアイデンティティに葛藤する子どもや保護者はどう考えたらいいのか、残念ながら、それを考えるための参考資料が、日本にはまだ多くありません。
 
だからこそ、お兄さんとなったエイダンの奮闘から学び、感じ取れることがたくさんあるはずです。当事者の実態から離れたSNS上のイメージをもとに、トランスジェンダーへの抑圧や攻撃が強まっている現在だからこそ、当事者の、子どもたちの声に耳を傾けることが大切だと思います。


松岡宗嗣 一般社団法人fair代表理事

愛知県名古屋市生まれ。性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『多様な性を生きる - LGBTQ+として生きる先輩たちに人生のヒントを聞いてみた』(河出書房新社)『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など
https://fairs-fair.org/

2026/10/20 10:43