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壮大な叙事詩を、200ページ以上の美しい絵と物語でたどる
インド生まれの絵本『マハーバーラタ』を翻訳出版したい!

本編のワンシーン「ビーシュマの堅い誓い」を紹介します!

ご支援やご協力をいただいた皆様、またはご興味を持って今回アクセスいただいた皆様、誠にありがとうございます!
ありがたいことに、達成率は日々順調に伸びを見せており、毎日ページを楽しみに確認しております。

今回は、本編のワンシーンを、仮の訳と共にご紹介したいと思います。
(翻訳はあくまで仮のものです。よりよい翻訳になるよう、丁寧に協議を重ねてまいります。翻訳の詳細については、今後の続報をお待ちください)

本編は、マハーバーラタの重要な人物、最長老とでも言うべき「ビーシュマ」の出生譚から始まります。


1. ビーシュマの堅い誓い

 昔々、バーラタという国にハスティナープラという都がありました。
 月の神の子孫といわれるクルという一族の、代々の王様が、その国を治めておりました。
 シャーンタヌ王は、ご先祖と同様、立派な戦士で、人々に愛され、尊敬されておりました。

 ある日、ガンジス川のほとりで馬に乗っているとき、彼はたぐいまれな美しい女性を目にしました。
 水色の衣を身につけて、宝石をちりばめた彼女は、まるで太陽がふりそそぐ川の水面のように、ゆらゆらと輝いて見えました。
 シャーンタヌは、この美しい姿にたちまち恋に落ちて、お妃になってほしいと頼みました。

「よろこんで、私の愛しい王様」彼女は答えました。
「ただし、約束してください。決して、『あなたは誰?』と私に聞かないこと。
 また、私がどんなことをしたとしても、『なぜ?』と私に聞かないこと。
 この約束を破ったとき、私はすぐにあなたとお別れします」

 ふしぎな女性の魅力に心をうばわれたシャーンタヌ王は、その奇妙な約束をすぐさま受け入れました。
 二人は数日のうちに結婚しました。彼女は、愛情ぶかい妻、そして立派な妃として、見事にふるまいました。
 幸福な一年が過ぎたころ、彼女は健康でうつくしい息子を生みました。ハスティナープラの次の王となる王子です!

 

サンプル画像とあわせてご参照ください。
水色の衣を身にまとい、ゆらめく水面のような、神秘的な輝きを放つ、謎めいた妃――
表情がうかがえない後ろ姿と、青のグラデーションを引き立てる、あでやかな紅。
巧みに描かれた構図と色彩が、文章と調和しているのがご覧いただけると思います。

引き続き、本作の告知と企画に取り組んでまいります。
ご興味を持っていただけましたら、是非、拡散だけでもご協力をお願いいたします。

発起人協力:山羽 陵(やまば りょう)

 


 


 

2026/01/16 12:25