image

鬼才ホドロフスキーと神絵師ミロ・マナラ
名作バンド・デシネ『ボルジアの血脈』を
翻訳出版したい!

組版作業が進んでいます。いよいよ、吹き出しの中でセリフを磨いていきます!

『ボルジアの血脈』クラウドファンディングをご支援くださった皆さま、こんにちは。

ご無沙汰しております、発起人の鈴木賢三です。
もうGWですね!早いですね〜。毎回、同じことを言っていますが、ホント早いです。
 

さてさて活動報告も23回目、『ボルジアの血脈』の制作進行ですが、デザイナーさんが最初の翻訳をデータ上に組んでくれました。
いよいよ、吹き出しの中で、より相応しいセリフに翻訳を磨いていく段階です。

 

もちろん、問題は長すぎるセリフです。

ホドロフスキー脚本には、結構、説明的なセリフがあるんですよ。

いちいち、官職とか領地名とか、二つ名とか、本名とともに繰り返すんですよね。

あとは過剰な修飾語……。日本語にしたら同じじゃん!というものもちらほら...

まだ、やっている最中なので、本当に頭が痛い難問には出くわしてないですが、ホドロフスキーの味を消さずに、なんとか上手く、そして大胆にセリフを磨き上げて行こうとがんばっております。

 

あとですね、ちょっと例外的なケースですが、どうしようか、迷っているのに、こんなセリフがあります。

3章で、かの占星術師アグリッパがフランス王シャルル8世に取り入って、ナポリ王国侵攻をそそのかすのですが、フランスによるイタリア進軍を食い止めたいロドリゴは、アグリッパを買収しようと策謀をめぐらすのですが、そのときのセリフ:

「その占星術師がどこにいるか突き止めろ! 断りきれない条件を出してやろう…」(画像左)

このセリフ、どこかで聞いたことあると思って検索したら、「I'm going to make him an offer he can't refuse. (断わりきれない条件を出してやる)」(画像右)っていう、『ゴッドファーザー』で、マーロン・ブランド演じるドン・コ ルレオーネが言う名セリフでした。
あるインタビューでホドロフスキーは、本作では、ボルジア家で『ゴッドファーザー』をやりたいって言っていたから、どこかに仕込みがあるかなって思っていたのですが、やっぱり、ありました(笑)。
日本語版でこのセリフに定訳があれば、それを使えばわかる人にはわかる感じでいい隠し味なのですが、残念ながら定訳はないようで、ソフトや吹き替えによって訳はまちまちとのこと。

せっかくだから、読んでくれた皆さまにも気づいて欲しいけど、注で説明するほどでもないし…。どうしようかなぁと思案中です。

 

今後も「活動報告」では随時、進捗状況をお知らせしていきます!

完成まで、もうしばらくお待ちください!

 

発起人 鈴木賢三

 

2026/04/22 15:37