皆さま、ここ最近、寒波の襲来で寒い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?『ボルジアの血脈』翻訳プロジェクト発起人、鈴木賢三です。
早くも、もう二月の半ば…いつも言っていますが、月日の経つのは早いですね。
さて、そんな中、今回は製作状況をお知らせする「活動報告」です。
先日、テキスト・ベースでの下訳を終えました。
これからデザイナーさんに実際に吹き出しの中に活字を組んでもらう作業に入ります。
そして、そのあと、原稿が再びボクの手元に戻り、吹き出しに合わせてセリフを調整して、最終仕上げとなります。
ですので、現段階でやっと、道半ば、といったところでしょうか…
今回訳したところも長すぎてごっそりカットなんてことも…
さて、さて、今回、実際に一つ一つのセリフを日本語に訳してみてあらためて思ったのは、ホドロフスキーの罵り言葉の酷さです(笑)
バリエーションが多い上、キリスト教を念頭に置いたダジャレみたいなものも多く、日本語にならないものが多かったです。
教養高い悪口とでもいうのでしょうか(笑)
あと、おかしかったのは、罵倒語などで喩えに出てくる動物の種類が多いこと、多いこと。
猫、犬、ブタ、狐、馬、種馬、牝馬、ロバ、ヤギ、雌牛、ミミズ、ヒキガエル…。
定番のものもあれば、そうでないものもあって、ニュアンスを残すのに一苦労でした。
教会での結婚式の後の「初夜の儀式」で参加者に囃されて「床入り」するルクレツィア。「ミミズのように裸!」と囃される…。ミミズのように真っ裸って…まったくピンとこないです(笑)
さて、こういうとなんだか、ちょっとげんなりな感じかもしれませんが、そうでもありません。
こうした大袈裟なセリフが、マナラの描く人物たちの芝居がかったジェスチャーと合わさると、だんだん、コミカルに見えて来るのです。
場面の切り替えしのテンポがいいことも相まって、全体としてジメジメと陰鬱な感じはせず、仲良し家族が怒鳴り合ってる感じになるから不思議です。
ボルジア家のシリアスなストーリーに、ほんのりとにじみ出るホドロフスキー独特のユーモアみたいなものを上手く皆さまに伝えられればいいなぁ、とそんな風に考えながら訳しています。
今後も「活動報告」では随時、進捗状況をお知らせしていきます!
完成まで、もうしばらくお待ちください!
発起人 鈴木賢三
サウザンコミックス第13弾が明日からスタートします。
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イタリア発の世界的人気漫画家ゼロカルカーレの『アルマジロの予⾔』翻訳出版プロジェクト