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鬼才ホドロフスキーと神絵師ミロ・マナラ
名作バンド・デシネ『ボルジアの血脈』を
翻訳出版したい!

『ボルジアの血脈』の翻訳を一部「先出し」。 題して「父・ロドリーゴ、起つ」です!

皆さま、こんにちは。発起人の鈴木賢三です!

クラウドファンディングの日程90日間はあっという間に半分を過ぎて、残り38日となりました。しかし、それに対して達成率はと言えば…まだ28%

なんてこった!テコ入れじゃ!

というわけで、ここで皆様に『ボルジアの血脈』の面白さをもっと知ってもらうために翻訳の一部を先出しいたします!
 

本作は元々4巻で刊行されました。

今回のプロジェクトで刊行するのはそのすべて、合本版での刊行予定です。

というわけで、本作はその名残で4章立てになっています。

それぞれ章ごとのタイトルは、

第1章「教皇のため流れる血」

第2章「権勢と近親相姦(インセスト・ラヴ)」

第3章「虚飾のかがり火」

第4章「すべてが虚飾 夢のまた夢」

となっています。(拙訳です)

 

今回は『ボルジアの血脈』第1章の翻訳の一部を先出しします。

ところどころカットしながらも、全体としては、父ロドリーゴ枢機卿がどういう状況で権力奪取へと決意し起ちあがったのかを描いています。

 

 

セクション1 「サヴォナローラの予言」

本作の最初のシーンは、不穏な様子のドミニコ修道会士サヴォナローラの予言と告発から始まる。このサヴォナローラの予言(預言ではない!)こそ、本作の物語の縦糸です。

 


 

セクション2 「ボルジア家の選択」

サヴォナローラの不吉な予言どおり、ローマではペストが流行し、流通の混乱から治安が悪化、神の都はまさに無秩序の中にあった。その混乱に乗じて、長兄ジョバンニが宴会中毒を盛られた。しかしそれは本来、父ロドリゴの命を狙ったものだった。

混迷が続く中、ファミリーを集めたロドリゴ。彼の胸中にはある決意があった…


 

セクション3 「教皇インノケンティウス8世の崩御」

神の代理人たる教皇の死、それは神の恩寵がこの世に届かなくなることを意味する。

これは人々にとっては絶望的な状況だ。神の恩寵なくしてどうして幸せに生きることができよう?どうして安らかなる死を迎えることができよう?

次の教皇の選出が遅れれば、人々はヤケになり暴動を起こし、教会もローマも破壊される。

速やかな教皇選挙(コンクラーヴェ)が期待されるが、枢機卿たちの暗躍もまた始まるのであった…。


 

 

教皇が人々に強いる犠牲、枢機卿たちが教皇になるために払う犠牲…それが第1章のタイトル「教皇のための血」です。この状況下で家族を守りながらロドリゴはどう戦うのでしょう?そして家族の力を当てにしながら教皇になったロドリゴを待ち構えるのはどんな運命なのでしょう?

 

続きが気になる!という皆さまは、ご支援、情報の拡散のご協力、どうかよろしくお願いします!

 

(訳:鈴木賢三)

一部先読みは翻訳作業中のもので、完成版では異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

 


 

プロジェクト期間は残り38日で、やっと28%達成しました。

支援者数も210名を越えこのまま勢い乗ってスパートかけていきます!

どうか、皆さま、引き続き情報拡散よろしくお願い致します。

 

 

2025/09/19 13:16