皆さん、こんにちは。サウザンコミックス編集部です。
早いもので前回の活動報告から2カ月が経ちました。『ガウディの幽霊』日本語版の制作は順調に進んでいて、マリアさんの最初の翻訳は終了し、編集による日本語のチェックも終わりました。並行して、デザイナーさんにフォーマット作成をしてもらい、使用するフォントも決定して、現在、組版作業の最中です。
デザイナーさんがフォーマットを選ぶ際に出してくれた組版のサンプル。日本語版はこんな雰囲気になる予定です
翻訳されたテキストを実際に組版してみると、セリフがフキダシからはみ出したり、はみ出さないまでも明らかに文字が多かったり、絵と調和していないということがよくあります。これから何度か校を重ね、マンガとして面白くなるように推敲していきます。
完成までもうしばらくお時間をいただきますが、どうぞ楽しみにお待ちください。
サウザンコミックスでは現在、第12弾となるバンド・デシネ、アレハンドロ・ホドロフスキー作、ミロ・マナラ画『ボルジアの血脈』翻訳出版クラウドファンディングを行っています。
ルネサンス期イタリアで隆盛を誇った、悪名高いあのボルジア家の栄枯盛衰を描いた作品ですが、実はボルジア家はスペインにルーツのある家系だったりします。
原作のアレハンドロ・ホドロフスキーとは、もちろんあの映画監督として有名なアレハンドロ・ホドロフスキーのこと。彼は多くのバンド・デシネの原作も手がけていたりするのですが、彼らしいケレン味に富んだ脚本を、イタリアのエロティック・アートの巨匠ミロ・マナラが見事に具体化しています。
『ガウディの幽霊』がお好きな方だったら、きっと気に入っていただけるのではないかと思いますので、よかったらぜひリンク先から概要をご覧いただき、面白そうだなとおもっていただけるようでしたら、ぜひご支援ください!