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親友の死、深い傷を持つ男が出会う謎の少女
オランダを代表する女性作家が描く
コミック『ハチクマの帰還』を翻訳出版したい!

マンガ家のメグマイルランドさんから応援メッセージが届きました!

『ハチクマの帰還』翻訳出版クラファンの開始予告をはじめてXに投稿した時、すぐに「おもしろそう!」と反応してくださった中のおひとりがメグマイルランドさんでした。

 

私は今回のクラファンのためにXを始めたので、まだフォロワーさんも少なく、誰にも興味を持ってもらえなかったらどうしよう…と心配だったので、すごくうれしかったです。アカウントを拝見すると、なんとマンガ家さんということで、「ぜひ応援メッセージをお願いできないかなあ、でも無理かなあ」とずっと頭の片隅で考えていました。

 

それからしばらくしてクラファンも後半に差し掛かったときに、メグマイルランドさんが8月22日に初の単行本『棕櫚の木の下で』を発売されるとの投稿を目にしました。発売日が、同じように日本デビューを目指す女性マンガ家エメー・デ・ヨングのクラファンが佳境の時期と重なるとは、「これも何かの運命かも!」と思い切ってお願いしたところ、ありがたいことにご快諾くださいました。

 

メグマイルランドさん、応援ありがとうございます。初の単行本発売、おめでとうございます!

 


 

オランダ語版の表紙とタイトルを初めて見た時、第一印象でおもしろそうだな!と思いました。最初、鷹のような見た目のこのハチクマという鳥が主人公だと早とちりしていたのですが、あとであらすじを確認し、深い傷を持つ男の話だとわかりました。ハチクマが物語にどう関係しているのかとても興味が湧きました。

 

私が漫画をちゃんと描こうと思ったきっかけは、ざっくり言うと海外のグラフィックノベルの絵に感動したからです。自身の漫画にも色々と参考にしたりしています。プロジェクトで一部公開されている『ハチクマの帰還』には(川野さんのXの投稿や動画をみて)、セリフがなく絵のみで物語を進めるシーンがあり、それがとても気になっています。

 

映像を見ているかのようなカメラワーク、1コマ1コマの絵の構図、見開きで見た時の白と黒のバランス、スクリーントーンを使わないグレー部分の描き込みなどなど、、気になるところがいっぱいです。 絵と物語が一体となるにはどうしたらいいだろう?と常に考えているので、この漫画を日本語で読めたらより理解できそうで楽しみです。

 

海外漫画の中でもさらに出会う機会の少ないオランダの漫画… プロジェクトが成立するように応援しています!

 

 

メグマイルランド

漫画家、画家、イラストレーター。 小学生時代を佐賀で過ごし、その記憶を元に描いた漫画『水辺のできごと』が文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。 2023年より、マガジンハウス漫画ウェブサイト“SHURO”にて『棕櫚の木の下で』を連載。他、自主制作など多数。

X / Instagram :@megumireland

 

 

初の単行本が発売中です!

少し昔の佐賀が舞台のボーイ・ミーツ・ガール

 

 

メグマイルランド

『棕櫚の木下で』

2024年8月22日発売

マガジンハウス

 

1話と最新話6話をSHURO にて公開中

https://shuro.world/manga/undertheshurotree/

 

 

 

2024/08/28 14:37