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親友の死、深い傷を持つ男が出会う謎の少女
オランダを代表する女性作家が描く
コミック『ハチクマの帰還』を翻訳出版したい!

消しゴム版画イラストレーター、とみこはんさんから応援メッセージが届きました!

おいしそうな消しゴムはんこ、かわいい消しゴムはんこ…、自分の「好き」を消しゴムはんこで表現している、とみこはんさん。

 

お互いにミッフィーファンだったことから、オランダ留学中にブログを通じて知り合いました。そのとき、とみこはんさんがイラストを担当した日本語の絵本をオランダ語に翻訳するという、とてもわくわくする依頼をいただきました。日本学科で日本語を学んでいたオランダ人の友人に協力してもらって、いっしょに翻訳を作りました。よく考えると、それが、自分の翻訳を人に見てもらう初めての機会だったように思います。

 

知り合ってから、かれこれ20年近くになりますが、自分の好きなものを堂々と表現し、周りを幸せな気持ちにすることができるとみこはんさんは、私にとってずっと人生のお手本です。そんなとみこはんさんが応援メッセージを寄せてくださいました。

 


 

『ハチクマの帰還』の原書を今年の5月に川野夏実さんに見せてもらって、言葉がわからないままページをめくると、そこには言葉が不要の世界がありました。

 

隣に座った川野さんが、セリフに何が書いてあるかを、教えてくれるのだけど、そのサポートも心地よく、私は一気に『ハチクマの帰還』を読んでしまったのでした。

 

「えっ、どういうこと?」「なんで」「そういうことか…」「どうなるの?」と私は子供のように川野さんに質問してしまいました。

 

言葉がわからなくても、どんどん作品世界に引き込まれていくってすごいことだと感じました。

 

主人公の心の動き、不安、伝わってくる…!!

 

ストーリー、作画、セリフを作者が全て担当しているグラフィックノベルは、脚本家でも映画監督でもあり、全出演者でもあり、名カメラマンでもあるなあと、心から思ったのでした。

 

川野さんと会える時間は少なくて貴重なのだけれど、

その時間の大半を、『ハチクマの帰還』に使ってしまったほど、没頭してしまった作品です。

 

 

川野さんの日本語訳がついた『ハチクマの帰還』をとてもとても読みたいです。

 

 

挿絵 が含まれている画像自動的に生成された説明

とみこはん 

消しゴム版画イラストレーター。温かみを感じる消しゴムはんこイラストで、書籍、雑誌、広告、webなど様々な分野で活躍中。

人物や食べ物、旅、演芸など、出会いをはんこにするスタンプアーティスト。

自身の創作活動と同時に、ワークショップやメディア出演を通して「ものづくりの楽しさ」を伝える活動を行っている。

 

X アカウント    : @tomikohan

Instagramアカウント :   tomikohan

ホームページ :  www.tomikohan.com

 

 

 

 

 

2024/07/12 16:06