キナマリさんは某大手ICT企業のグループ企業にお勤めです。本書でテーマにしている官僚型組織の中で頑張っておられます。
JTC(ジャパニーズトラディッショナルカンパニー)が変わったと言い切れるのは彼女のように思いがあって、自ら考えて動く女性たちがいきいきと働ける組織になったときです。
いま、この瞬間、私はまさに官僚型組織の大企業を辞めたいと思っています。
理由はひとつではありませんが、戦うことに疲れてしまいました。
官僚型組織で指示を出す立場にいる人たちは、「自ら考え動き、実践する人の気持ち」をそぎ落としていく能力はピカイチです。いわゆる”出る杭は打たれる”というやつです。官僚型組織であれば、杭は打たれるどころか形跡すらなくされてしまう恐れがあります。
その中で、三宅さんがどのように過ごしているのか、何より疲れずに済んでいるのかを心の底から知りたくなりました。
私はいま、データドリブンなマーケティングをものすごくやりたいと思っているので、旧態依然としている組織は、どこから始めればいいのか、誰を巻き込めばいいのか、実体験をもとに書いてくださっていることでしょう。
また、いつも頭を悩ませるコピーライティングについても売上に左右する要素は何かを分析してくださっています。何が書かれているのか非常に楽しみです。
ものを変えずに売り方を変えるだけで結果を出すことができるのであれば、その秘訣を知りたいです。
”三宅さんだからできた”ではなく、”私にもできるかも”と思える内容になっていることでしょう。
出版楽しみにしています。読書会しましょうね。
この悲しいメッセージには、この問題の解決策が隠れています。
データドリブンな経営はこの官僚型組織の問題を解消します。
私は窓際組織からマーケティング部門まで、人と組織を育てポジションを確保し、取締役達と議論をすることが増えました。
彼らは、現場、末端の社員のことまでは見えていません。現場で、リアルに何が起きていて、何が問題なのか突きつけると・・・反応は「無視」です。
例えば、
新商品企画からターゲッティング、マーケティング・セールスまで商品担当に丸投げ
マネージャーは筋違いな指摘ばかりでビジネスティーチング出来ない。
「こんなマネージャは要らない」
と、経営幹部にたたきつけたことがあります。
彼らは反応をしません。責任を取りたくないからです。
幹部にこの回避、否定をさせずに意思決定?をさせるにはどうしたらいいのか?
それが「データドリブンな経営」です。
私がSalesforceを全社導入した理由はいくつもあります。
その中の一つがAIでした。SalesforceのAIを見たのが2018年。時代は変わる。経営そのものが変わる事を確信しました。
この仕組みを作っていく事に反対する経営幹部はいません。
データドリブンのデータとは
顧客データです
顧客にまつわるあらゆるデータです
データを集め分析管理するものが一番強くなります
AIの導入展開によりそれは決定的になっていくのです。
これは今ある官僚型組織そのものを否定はしていません。
誰も不幸にはなりません。会社はより良くなります。
誰からも搾取しません。誰も搾取されません。
そんなお話を伝えるための本を出版したいのでクラファンに協力してください。
残り25日間!!折り返しが見えてきました。
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