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セヴァン・ヴァレーにわだかまる邪神カルトの物語
ラムジー・キャンベル作品集
『グラーキの黙示』第3巻 を翻訳出版したい!

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おかげさまでプロジェクト達成し、期限がきましたので募集を終了しました。みなさまからのご支援心より感謝申し上げます。
『グラーキの黙示』第3巻は、2024年夏以降に全国書店で発売予定です。

くわしい発売情報をお求めの方は、サウザンブックスのサイトでお知らせメールに登録ください。詳細が決まり次第、お知らせします。

活動報告のページでも本の制作の様子をお知らせしますので、合わせてごらんください。

 


セカンドゴール目指します!

セカンドゴール(130%)達成で、
「日本に持ち込まれていた『グラーキの黙示録』一揃い」がテーマの、
日本人作家3人+αによるリレー小説小冊子をプレゼントします!


プロローグ部分:企画発起人の森瀬繚が執筆
1番手:ファンタジー作品を主に手がける作家さん(女性)
2番手:新進のミステリ作家さん(男性)、映像化作品もあり
3番手:TRPGやライトノベルの業界で長いこと活躍されてきたベテラン作家さん(男性)

こちらの作家さんの具体的なお名前についてはセカンドゴール突破時点での発表となります。

※書籍コース以上のご参加の皆様全員にプレゼント!
※「プロジェクト応援コース」「電子書籍コース」はプレゼント対象外となります。
※参加ひと口につき、1冊のプレゼントとなります。
 


英国のクトゥルー神話作家を代表するラムジー・キャンベルが
2013年に発表した、新世紀のクトゥルー神話中編

 マッターホルン・プレスが、英国のセヴァン・ヴァレーに根を張るカルト教団の聖典を、『グラーキの黙示録』のタイトルで無許諾刊行してから、150年近くの歳月が流れた。

 ブリチェスター大学のアーキビストであるレナード・フェアマンは、この伝説的な書物の“唯一現存する写本”を大学に収蔵するべく、英国北部の海岸沿いに位置するガルショウという町に赴くことになる。ちょっとした日帰りの旅のつもりだったが、そうはならなかった。求める『黙示録』の各巻は、この風変わりな町の別々の住人が所有しているというのである──

 英国怪奇・幻想文学界の巨頭、ラムジー・キャンベルが16歳の頃に執筆した「湖の住人」に登場して以来、彼の作品世界の背景に見え隠れし続けた忌まわしき神話典籍、『グラーキの黙示録』。50年もの間、その全容を匿(かく)し続けてきたヴェールが、他ならぬラムジー・キャンベル自身によってついに剥ぎ取られた!
 

 「最もよく知られているヴィクトリア朝時代の稀少品は、

 とある切手──ペニー・ブラックのことだ──かもしれないが、

 ヴィクトリア朝時代で最も稀少な本よりも数倍多い数が出回っている。

 『グラーキの黙示録』は、世界のどこにも現存していない可能性があるのだから。
 (本文より)




書名:The Last Revelation of Gla'aki
著者:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell)
発行国:英国
発行年:2013年
ジャンル:外国文学/フィクション
ISBN:978-1848636170

著:ラムジー・キャンベル(Ramsey Campbell)
1946 年、英国マージーサイド州のリヴァプールに生まれる。幼少期から怪奇小説に耽溺し、15 歳の頃、アーカムハウスに作品を送ってA・W・ダーレスに注目され、彼の指導のもと作家デビューを果たす。クトゥルー神話作家としては、英国南西部グロスターシャーの、セヴァン・ヴァレー界隈を舞台にした作品群で知られる。英国幻想文学協会の終身会長を務める同国ホラー界の重鎮で、近年もクトゥルー神話作品を発表し続けている。代表作に、長編では『暗闇の嗤いThe Grin of the Dark』(2008 年度英国幻想文学大賞受賞)、短編集では『恐怖とふたりきりAlone with the Horrors』(1994 年度世界幻想文学大賞受賞)があるが、これらの作品を含めて未邦訳のものが多い。
https://knibbworld.com/campbell/


キャンベルの創造した『グラーキの黙示録』
その全貌に迫る重要作
発起人・翻訳:森瀬 繚(もりせ・りょう)

 『グラーキの黙示録』にまつわるキャンベルの短編作品の多くは、クトゥルー神話作品集『グラーキの黙示』の既刊分に収録されている。2013年刊行の長編『グラーキ最後の黙示 The Last Revelation of Gla'aki』こそは、その締めくくりとなるべき作品であり、この作品集の第3巻に収録するのに相応しい。

 読者諸兄諸姉におかれては、今回もまた、どうか実現にご協力願いたい。

訳:森瀬 繚(もりせ・りょう)
ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。
http://chronocraft.jp/ 


サウザンブックスと支援金の使途について
サウザンブックスは、言葉や文化の壁を越え、読者の心に響く1冊をクラウドファンディングを活用して翻訳出版しています。クラウドファンディングを活用する理由の1つには、翻訳出版には、原書の版権取得費用や出版エージェント手数料などが必要で、日本語の本を出版するよりも制作費がかかり、そのため、売れ筋のタイトル以外は発行しにくいという状況があるためです。このプロジェクトの支援金については、「版権購入費」「出版エージェント費用」「翻訳費」「編集・デザイン・DTP費」「印刷・製本費」「発送・流通・宣伝費」など、本の制作からお届けにかかる費用に使用させていただきます。

全国書店・オンライン書店等にて販売中!


グラーキの黙示1
著:ラムジー・キャンベル
監訳:森瀬繚
訳:森瀬繚、尾之上浩司
発行年:2022年2月
仕様:並製本/B6判/384ページ
ジャンル:外国文学・フィクション
ISBN:978-4-909125-34-7
書籍:2,200円+税 
電子書籍:1,600円+税
【試し読みページ】
 


グラーキの黙示2
著:ラムジー・キャンベル
監訳:森瀬繚
訳:森瀬 繚、尾之上浩司、夏来健次、渦巻 栗、竹岡 啓
発行年:2022年2月
仕様:並製本/B6判/360ページ
ジャンル:外国文学・フィクション
ISBN:978-4-909125-35-4
書籍:2,200円+税 
電子書籍:1,600円+税
【試し読みページ】

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