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アクティブ・ラーニング実践65の手法
『教えない教え方(仮)』を翻訳出版したい!

プロジェクト成立まで宜しくお願いします(発起人・翻訳:清水弘毅より)

こんにちは。Red Hatでアジャイルコーチをしている清水弘毅(しみずこうき)です。
とうとうTraining from the back of the ROOM!(教えない教え方)(以下TBR)のクラウドファンディングがはじまりました。

私がこの考え方(TBR)にはじめて出会ったのは2017年くらいになります。
当時、GROOVE Xというロボットベンチャーでスクラムマスターをしていた私は、スクラムの各イベントを如何に効果的で楽しく(エンターテイメント的ではなく)、だれもが来たいと思ってくれるイベントにするか考えていました。
スクラムにはいくつかのイベントがあって、それぞれのイベントでやりたいことは決まっているのですが、淡々と進むと面白くない。
各イベントで、机と椅子があって、みんな座って、ノートパソコン開いて、画面を見ていて・・・だと全く活気がないんですよね。こんなのアジャイルじゃないよ!と思うわけです。じゃあどうすればいいのかなぁって悩んでいたところ、
Six Trumpsという考え方に出会いました。
Six Trumpsというのは、人間の脳をより活動的にする6つの原則です。

1. Movement trumps  sitting. 座っているより動こう
2. Talking  trumps listening. 聞くより話そう
3. Images trump words. 言葉より絵
4. Writing trumps reading. 読むより書こう
5. Shorter trumps longer. 長いことより短いこと
6. Different trumps same. 同じことを繰り返すより、違うことを

この原則は私のこれまでの経験からも、そうだなぁって腹落ちするものだったのですが、これを考えた人がSharon Bowman(シャロン)さんだったんですね。
そこからシャロンさんの本を買い漁って勉強して、スクラムのイベントや、勉強会、研修に適用していったという訳なんですね。
その中で一番最新のものが、このTBRになります。
TBRは人間の脳を如何に研修中に動かすか、それによってとっても「楽しい」時間を作ることができます。
「楽しい」のはエンターテイメント的ではなく、如何に「フロー状態」に入るかということなんですね。フロー状態を体験すると、集中し、達成感が味わえます。
TBRはそのフロー状態を湧き起こす一つの手段でもあると言えるわけです。
スクラムのイベントの最中にこの考え方を適用すれば、脳がフル回転して時間を忘れるような建設的で楽しいミーティングにできるのではないか?そんな思いがこの本との出会いのきっかけだったんです。

加えて、TBRは教師が教えるのではなく、学習者同士が教え合うことの大切さを説いています。
これは本当に目から鱗で、私のそれまでの教育や学習に関する概念を覆してくれました。
学生時代、先生・教師・講師が一番前で黒板を使って教科書の説明をしている、これってすっごいつまらなくて、本当に退屈だったんです。それが当たり前だったけど、すっごい嫌だった。
そんな授業を変えてくれる考え方、それがこのTBRなんですね。
是非、先生方も手にとって頂きたい。そんな一冊になっています。
クラウドファンディングは始まったばかり、・・・まだ10%ほど。不安になってきました!皆様応援よろしくお願い致します!!!
 

プロジェクト成立まで、SNS等での情報拡散へのお力添えをお願いします!

2022/12/26 11:37