image

台湾発、中高年レズビアン17名の多彩な青春
『おばあちゃんのガールフレンド』を翻訳出版したい!

女の物語は足りていない、初恋の話にはもう飽きた(プロジェクトメンバー:ティーヌ)

こんにちは。読書サロンのティーヌです。読書サロンでは、LGBTの登場人物たちが活躍する小説を課題本にした読書会や書籍紹介などをしています。
『おばあちゃんのガールフレンド』のプロジェクトに対する、私の思いを少し語らせてください。

1、女の物語は足りていない
2、初恋の話にはもう飽きた

1、女の物語は足りていない
数年前、#MeToo 運動が日本でも広がり、たくさんの著名人、先輩、友人が、自身の体験を語り始めたときのことです。私は、フェミニズムをまったく理解していませんでした。
かつて女性は進学や投票、就労、離婚などができなかった、という知識はありました。ですが、たくさんの女性たちの怒りと努力によって、今の私の(比較的)自由な生活があるということに、思いが及んでいませんでした。
何年も途切れることのない女性たちの叫びを聞いて、やっと、#MeToo の「Me」は「私」のことなんだ!と理解しました。彼女たちの言葉は、私の身体にじわじわと染み込んで、私を変質させ、ついに私の口から言葉が出てくるようになりました。
私たちは、学校でフェミニズムを学びません。鈍った感覚を呼び起こすためには、もっともっとたくさんの物語が必要です!

2、初恋の話にはもう飽きた
私たちはもう、初恋を忘れているはずです。あるいは、美化されすぎて事実とはかけ離れたファンタジーになっているかもしれません。
たしかに、憧れや夢は必要です。でもそればかりでは困ります。初恋ではない、LGBTの物語が必要だと思うのです。
恋に破れたり、他の人に目移りしたり、取捨選択したり、我慢したり、交渉したり、傷を癒しあったり、妥協したり、目を瞑ったり、諦めたり、他の場所でストレス発散しながら生活しているような、リアルな物語が欲しいのです。
「これは私の話だ!」「私の仲間がここに居る!」と思えるような本が読みたいのです。

といっても、みなさん同様、私もまだ本文を読めていません。
クラウドファンディングに参加すると、市場に流通するよりも少し早く、手元に届きます。達成率グラフを見守ったり、一緒に盛り上がれる仲間にも出会えます。是非ご支援よろしくお願いいたします。
 


ティーヌ

『おばあちゃんのガールフレンド』翻訳出版プロジェクト・メンバー。LGBTが登場する小説を応援する会「読書サロン」主宰。毎月1回の読書会開催のほか、200冊以上の書籍リストを作成&公開中。7月と8月には、聖心女子大学グローバル共生研究所にじいろコミュニティースペースでの読書会を開催。
@dokushosalon
 

もうすぐ参加者100名です!SNS拡散協力どうぞ宜しくお願いいたします。

2022/08/01 14:21