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自然派ワインの巨匠と仏マンガ界の鬼才
異質な二人の交流と発見を描く実録マンガ
『ワイン知らずマンガ知らず・仮』を翻訳出版したい!

『ワイン知らず、マンガ知らず』を新聞連載「グローバル時代のマンガ案内」で紹介しました

皆さん、こんにちは。サウザンコミックス編集主幹の原正人です。

皆さんのご支援のおかげで無事出版できたエティエンヌ・ダヴォドー『ワイン知らず、マンガ知らず』(監修:京藤好男、翻訳:大西愛子、サウザンブックス社、2022年)ですが、昨2022年には作者の来日があり、12月には重版も出来し、ありがたいことに今も少しずつ新しい読者がこの本を発見してくれています。

非常にすばらしい作品なので、できるだけ多くの人に読んでほしい!ということで、僕もささやかながら共同通信さんの連載「グローバル時代のマンガ案内」の第1回で、『ワイン知らず、マンガ知らず』を紹介しています。文章を書いたのは少し前なのですが、ちょうど先週末あたりから全国の地方紙で掲載が始まりました。今のところ、『神奈川新聞』、『下野新聞』、『上毛新聞』、『秋田魁新報』などで掲載いただいているようです。

『神奈川新聞』2023年6月11日(日)版より

今後、他の新聞でも掲載いただけるかもしれませんので、ご購読の新聞に掲載されたときには、ぜひお読みいただけるとうれしいです。どれくらい掲載いただけるのかはわかりませんが(笑)、全12回の記事で、海外マンガを中心にさまざまなマンガを紹介しています。

 

さて、サウザンコミックスでは、ちょうど今、6月27日(火)までのスケジュールで、サウザンコミックス第7弾ルトゥ・モダン『トンネル』を翻訳出版するためのクラウドファンディングを実施中です。

サウザンコミックスではこれまで、フランス、アメリカ、台湾、チェコとさまざまな国のマンガを翻訳出版してきましたが、今回はなんとイスラエルのマンガ。こうしていろんな国のマンガが集まってくると、サウザンコミックスというレーベルが少しずつカラフルになっていく感じがして、めっちゃいいですね。

 

 

『トンネル』という作品は、『旧約聖書』に記された「契約の箱」のありかをめぐって、主人公のシングルマザーの女性ニリを始め、さまざまな陣営が入り乱れて宝探しを繰り広げる活劇です。ただ、それだけではなく、イスラエルという国の歴史や現在を織り込んだアクチュアルな作品にもなっています。作者のルトゥ・モダンはイスラエルを代表する女性作家で、世界中で評価されているのですが、彼女のマンガはあいにくまだ日本語には翻訳されていません。この機会にぜひ彼女の最新作『トンネル』を日本で翻訳出版できたらと思います。

よかったらぜひサイトをご覧いただき、面白そうだなと思っていただけるようでしたら、ご支援いただけるとありがたいです。今のところ達成率41%と苦戦中ですが、『ワイン知らず、マンガ知らず』のクラウドファンディングの時のように、ここから挽回していきたいと思います!

僕のYouTubeチャンネルで、サウザンコミックスの既刊とともに、この『トンネル』という作品を紹介する動画を公開しています。よかったらぜひご覧ください。

 

また、「8bitNews」の公式YouTubeで、ジャーナリストの堀潤さんが、発起人のおふたり井川アティアス翔さんと戸澤典子さんにインタビューしてくれています。本書『トンネル』の背景や発起人の本書に対する想いが伝わる動画です。よかったらこちらもぜひ。

 

 

2023/06/16 11:06