5月に始まったこの企画も、いよいよクライマックス、残り一週間ほどとなりました。これまでに応援とご支援を頂いた皆様、本当に感謝の思いでいっぱいです。ラストスパートを全力で頑張りますので、どうか最後まで応援のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、本企画開始から注目を集めていた、この50セットがついに完売となりました。ご購入いただきました皆様、本当にありがとうございます。本セットは、自然派ワインのネット販売で定評のある「オネストテロワール」のオーナー吉田博人さんのご協力で、本書に登場するリシャール・ルロワ氏が造る自然派ワインと同等のものを厳選して頂くことで成り立っておりました。吉田さんにこの場を借りて、心からのお礼を申し上げたいと思います。
さて以前にも、このセットではどのようなワインが購入できるのか、その品質のほどを確認してもらえるよう「活動報告」に掲載しましたが、さらに今回、ラインナップに加わる魅力的なワインがわかりましたので、ご紹介しておきたいと思います。
今回追加されるのは、アルザス・ビオディナミの大御所とも呼ばれるマルセル・ダイス氏のワイン。それも通常のリリースではなく、年に数回のいわゆる「裏セレクション」から、まさに「幸運をもたらすワイン」と言えるような希少品をお届けします。
(ラベルを参考までに。ビンテージは異なります)
○ランゲンベルグ1erCru2017年 (Langenberg 1er Cru)
2004年登場の新作プルミエクリュ。1ha。平均樹齢20年。リースリング、ピノグリ、ピノブーロ、ミュスカ、ピノノワールの混植。畑はサン・イポリットの急斜面にあり、極めて痩せた花崗岩土壌。酸とミネラルに富み、ミネラルは塩辛く感じるほど。ダイスのプルミエクリュの白の中では、もっとも軽やかで繊細かつ上品なスタイルです。魚介類に非常に良く合います。
(ラベルを参考までに。ビンテージは異なります)
○ロテンベルグ1erCru2016年(Rotenberg 1er Cru)
1ha。平均樹齢30年。リースリングとピノ・グリが約50/50の混植・混醸。「ロテンベルグ」は「赤い丘」という意味で、文字通り赤色の土壌。土質は、鉄分が豊富な石灰質。極めて豊富な日照量。「この特殊なテロワールでこそ、リースリングとピノ・グリのもつ、光り輝くようにピュアでリッチな柑橘系のアロマが見事に花開きます」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。ダイスのプルミエクリュの白の中では、もっともアロマティックなワインのひとつで、その美しい芳香には胸を打たれます。味わいも凝縮した果実味たっぷりで、極めて複雑かつ深みがあり、グランクリュにも匹敵するリッチさです。
以上の2種類が追加されることになりました。ご購入頂いた皆様は、ぜひ楽しみにお待ちください。ただ申し訳ないことに、ご購入時にワインの種類までは選んで頂くことはできません。しかし、どのワインが届いても、品質は保証付きできすのでご安心下さい。
残り一週間程度となりましたが、このクラウドファンディングを最後まで盛り上げてまいります。引き続きのご支援、何卒よろしくお願い申し上げます。
発起人・京藤好男
残り30%台の達成率で出版決定です!!
最後まで情報拡散等へのお力添え、何卒宜しくお願い申し上げます。