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自然派ワインの巨匠と仏マンガ界の鬼才
異質な二人の交流と発見を描く実録マンガ
『ワイン知らずマンガ知らず・仮』を翻訳出版したい!

いよいよ折り返し! 発起人からの進捗報告と更なる支援のお願い

5月に始まった本企画もいよいよ終盤となりました。本書『ワイン知らずマンガ知らず・仮』にたくさんの応援、ご支援を頂き、本当に嬉しく思っております。これまでにご支援くださった皆様には心からの感謝を申し上げます。

7月27日現在、200名強もの方々にご支援を頂いており、支援率は50%、目標額のほぼ半分に達しています。本当にありがたく、励まされる思いです。残り15日となりましたが、最後まで頑張りますので、どうぞ引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

さて残りの期間で、私が応援してくださる皆様と共有しておきたいテーマがあります。それはリシャール・ルロワ氏が要所要所で語る「土」や「土壌」へのこだわりです。



 

いくらワインの「味」を分かろうとしても、そのブドウが育った「土」を知らなければ、ワインの本質には辿り着かないという究極のテーマを彼は投げかけています。そして、この「土」を大切に扱い、天体のエネルギーを取り込みながら「土壌」を健康に保ち続けるのが、ルロワ氏が取り組む「ビオディナミ農法」の真骨頂です。日本語版が出たときには、ぜひこの「土」に注目して読んでもらえたらと思います。

もう一点、この機会に申し上げておきたいことがあります。私は本書をイタリア語版で読みました。イタリアの友人に本書を紹介してもらったことが、この活動の原点となったことはすでに述べた通りですが、そのイタリア語版を刊行した「PORTHOS出版」は、実は漫画専門の出版社ではないのです。ワインの雑誌をメインに出している会社です。
 


実は私は、このサウザンブックス社の出版企画に出会う前に、数社の方々に本書の翻訳出版を売り込む機会を得ましたが、うまく行きませんでした。いずれも「海外漫画の出版は編集やコストの面で難しい」、そして「話が地味で売れないだろう」というのが断りの主な理由でした。決して愚痴を言っているのではありません。それらの理由は出版社にとって、とても重要な問題であるからです。だからこそ、ワインの専門書しか出していない小規模な出版社が、バンド・デシネの傑作を出そうと決意したことが、奇跡のように私には思えるのです。漫画の出版経験もないはずですし、漫画のレーベルもない出版社にとって、単発の本がどれほど売れるかは常に未知数です。にもかかわらず、本書の出版を実現したPORTHOS社の姿勢は、私には驚きだったのです。日本でも、やればできるはずだ。そんな勇気を与えてくれたことも、ここに付け加えておきたいと思います。

最後になりますが、私たちは今、クラウドファンディング成立の折り返し地点にいます。ここまで来ることができたことに、心から感謝をしています。しかし、ここまで来たのだから、ぜひゴールを切って、皆様と喜びを分かち合いたいと思っています。そして本書が、日本の「土」に根付くことを願っています。残りの期間、精一杯のPRをして行きます。どうぞ最後まで応援のほどよろしくお願い申し上げます。

発起人・京藤好男


 



 


クラウドファンディング期間は残り半月で、達成率もほぼ折り返しました!

SNSでの情報拡散、
プレゼント用に追加のご支援、
参加コースの変更(マイページからご対応いただけます)、


みなさまの応援と一緒にゴール目指して頑張って参りますので、
ご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2021/07/27 11:21