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エイズが死に至る病だった1990年代前半、
医療従事者や患者を描いた海外コミックス
『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』を翻訳出版したい!

『Taking Turns』制作状況のご報告

発起人の中垣です。

すっかり経過報告が遅くなってしまい申し訳ありません。

すでに翻訳の第1稿を終え、「流し込み」と呼ばれる、マンガのコマに翻訳を嵌め込む作業を進めていただいているところです。

マンガの翻訳はフキダシやスペース、レイアウトによっても印象がまったく変わってくるものですから、これから先の作業で、キャラクターに息吹を注ぎ込むことができればと、私自身もワクワクしています。

翻訳作業を通して、『テイキング・ターンズ』の魅力、奥深さをあらためて実感できました。皆さんにお届けできますように、引き続き準備をしてまいります。

 

TBSラジオのカルチャー番組「アシタノカレッジ」にて、「医療マンガの最前線」について、パーソナリティのキニマンス塚本ニキさんとお話をさせていただきました(2021年6月28日)

「ブラックジャック」「仁」「コウノドリ」医療マンガを考える!

「アシタノカレッジ」、キニマンス塚本ニキさんと一緒に

 

日本の医療マンガにまつわる話が中心でしたが、『テイキング・ターンズ』についても少し触れることができました。その日は、ベルリン在住のマンガ家、香山哲さん(『ベルリンうわの空』)と、リモートで繋ぐコーナーもありました。香山さんは現在のコロナ禍を外国暮らしの視点でマンガに表現されていらっしゃいます。日本で編集された『A Day in the Life 7都市・7人の作家が描く、新型コロナウイルス・パンデミック下での、いつもの街の物語』(要々舎、2021)に、最新のエッセイマンガ「2020年のパンデミック」を寄稿されています。

世界のマンガ文化を参照することで日本のマンガ文化の特色も見えてきます。

その点でも、サウザンコミックス第2弾としての『テイキング・ターンズ』を、多くの方に読んでいただきたいと願っています。

そして、現在、サウザンコミックス第3弾として、京藤好男さんが発起人をつとめる『ワイン知らずマンガ知らず』のクラウドファンディングが8月10日まで展開中です。ワイン作りを追うバンド・デシネによるドキュメンタリーとのことで、とても楽しみです。

世界のマンガ文化を皆さんと一緒に盛り上げていきたいですね。

そのためにも、まずは『テイキング・ターンズ』翻訳刊行に向けて頑張ります!

 

2021年7月7日

中垣 恒太郎

 

2021/07/07 11:23