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エイズが死に至る病だった1990年代前半、
医療従事者や患者を描いた海外コミックス
『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』を翻訳出版したい!

著者MK・サーウィックさんからメッセージが届きました!

日本の皆さん、こんにちは! 
私の作品とグラフィック・メディスンに興味を持ってくださりありがとうございます。『テイキング・ターンズ』が、危機の時代におけるケア労働のあり方を考えるきっかけになればと願っています。私のこの本は、エイズ危機の時代にシカゴに実在した、HIV/エイズ専門病棟の物語です。私たちは今現在、別の感染症の危機に直面しています。コロナウイルスとエイズはまったく別のものですが、ケア労働のあり方については変わりません。心身を消耗させるケア労働のあり方は同じです。ケア労働に従事する人たちは皆、個人的な犠牲を多く払いながら取り組んでいます。『テイキング・ターンズ』がマンガで表現されていることによって、コミュニケーションの複雑な機微を理解でき、物語をより深いところで実感してもらえることでしょう。多くの皆さんに私のこの本が届きますように。
いずれ日本の皆さんと安全な形で直接お目にかかれますことを楽しみにしています!


MK 2021年2月19日




MK・サーウィック
1967年生まれ。イリノイ州シカゴ郊外にあるノースウェスタン大学フェインバーグ医学部に勤務。ロヨラ大学(イリノイ州)英文科卒業後、ラッシュ大学にて看護師の学士号取得。ノースウェスタン大学大学院医学人文学・生命倫理学研究科にて修士号を授与。1994年から2000年までHIV/エイズケア病棟看護師として勤務。2000年からは自身のウェブサイトを中心に「コミックナース」の名前で作品を発表。2007年にグラフィック・メディスン学会を創設。グラフィック・メディスンの概念を提唱した共著『グラフィック・メディスン・マニフェスト マンガで医療が変わる』(北大路書房、2019)はこの領域の基礎文献となる。
 


作者のMK・サーウィックさんが、日本の支援者の皆さんにメッセージを送ってくれました。マスクをかけた自画像と愛犬と一緒の写真がチャーミングですね。
ぜひこの作品の日本語版を成立させ、みんなで一緒に「危機の時代におけるケア労働のあり方」を考えていけたらと思います。

クラウドファンディングの残りは今日でついに9日! 
本当に残り時間が少なくなってきました。
ご支援くださっている皆さんをやきもきさせて申し訳ありませんが、達成率ももう少しで60%に手が届きそうです!
週明け2月22日(月)までにはどうにか70%に到達したいと思います!
SNSで情報拡散やリアルでの口コミにぜひご協力ください!
追加支援やアップグレードも大歓迎です!
ぜひこのプロジェクトを一緒に成立させましょう!

サウザンコミックス編集主幹 原正人

 

※コース変更(アップグレード)は、クラウドファンディングのマイページからお申し込みくださいませ。

2021/02/19 12:15