はじめまして!
本企画のページをお読みいただいてありがとうございます。
発起人、アル・シャー・シリーズ応援団一同より、ご挨拶ならびにお礼を申し上げます。
開始早々ながら、45名に届くご支援をいただき、喜びと共に、ご興味をお寄せいただいた皆様のお手元に是非お届けしたい!と、あらためて気の引き締まる思いです。
早速ご支援いただいた皆様、拡散ご協力くださった皆様、またこれからご支援ご協力を検討くださっている皆様、諸々のお力添えに感謝いたしております。
この素晴らしい作品に対する反響にお応えできるよう、発起人・応援団として作品の魅力を発信して、最善の努力を尽くして参ります。
あわせて、この『Aru Shah and the End of Time』、新しい形の『マハーバーラタ』のご紹介を。
本書は、現在刊行中の『Aru Shahシリーズ(別名Pandavaシリーズ)』の第1巻。
インドの叙事詩『マハーバーラタ』が題材ですが、舞台は現代アメリカとファンタジー世界を行き来します(いわゆる、「行きて帰りし物語」!)。
主人公たちは、英雄の「魂みたいなもの」を受け継いだ存在ではありますが、現代に生まれた一見ごく普通の中学生です。
また、本書はディズニーから刊行されているレーベル『リック・ライアダン・プレゼンツ』の一角でもあります。『リック・リオーダン・プレゼンツ』の方がしっくりくる方も多いでしょうか。
そう、『パーシー・ジャクソン・シリーズ』の作者の名を冠したレーベルです。
( 参考 : http://rickriordan.com/2017/04/rick-riordan-presents/ )
このレーベルは「あまり表舞台に現れていない文化背景を持つ中堅作家たちの作品を出版して、作家たちが受け継いだ神話・伝説に象徴される特別な物語を世に伝えること」をテーマとする作品群。
インド神話を題材にした本書のほか、マヤ神話を題材にした『Storm Runner』、韓国神話を題材にした『Dragon Pearl』などの新進気鋭作が続々と刊行されています。
我々発起人は、もともとマハーバーラタなどのインド神話、および各地の神話のファンとして、面白そうな神話ネタ作品を探して読んで共有していました。
そんな中で知った作品のひとつから、本作をこうして取り上げていただいて、企画を発起する機会を得ることができました。
神話は、世界のありとあらゆる地域に魅力的な物語を遺しています。遠い国の神話は、一部の「有名どころ」を例外として、どちらかというと世に知られていない(惜しむべき!)物語が多数ありました。
嬉しいことに、情報化によって、このような異国の神話、異国の物語に触れる機会が、近年は徐々に増えてまいりました。ややマニア向け(失礼!)だったインド神話も着目され始めたと思います。
本書が是非、より多くの人にとって、「異国の文化、異国の神話」へ向かう「行きて帰りし物語」の入り口になりますように。
願いを込めて、引き続き活動してまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。