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インドの叙事詩「マハーバーラタ」を題材とした現代転生ファンタジー小説
『Aru Shah and the End of Time』を翻訳出版したい!

【発起人メンバー寄せ書き】「アル・シャー・シリーズ応援団」メンバー自己紹介!

発起人「アル・シャー・シリーズ応援団」は、マハーバーラタなどのインド神話、および各地の神話のファンたちです。

今回はメンバーのうち一部から、自己紹介と本企画の成立を目指すメッセージを集めました!
このほか、さらに数名のメンバーが日々、本書の翻訳出版を待望して、諸々の広報活動に取り組んでいます。

応援団メンバーは、普段の生活もさまざま、興味のある分野もさまざまですが、魅力ある神話系作品が好きで、もっと読みたい&読んで欲しい!という気持ちから、今回の企画を発起する機会となりました。

『Aru Shah and the End of Time』を皆様のお手元にお届けできる日を、メンバー一同、心より願っております。
なにとぞ、お見守りのうえ応援くださいますよう、お願い申し上げます。

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メンバーF: 

発起人「アル・シャー・シリーズ応援団」の連絡等の、とりまとめを担当しています。普段は、自社のヘルプページの管理などをしている会社員です。中学〜高校のころから神話や古典、特に、中国やインドのアジア方面の伝説が好きでした。小さい頃から、何故か妖怪などのバケモノが出てくる話が好きでして、現実的な歴史モノより、そういう怪しい話ばかり読んでおりました(笑)遡ると、おそらく絵本の西遊記がお気に入りだったのが発端か、と思います。その絵本だけ読み過ぎてボロボロになっています。
有名どころの古典・神話は、既存の良質な翻訳で十分であったものの、徐々に、まだ翻訳されていない面白い題材が、多数あったことに気付きました。インド神話ものは、まだ比較的マイナーということもあり、和訳の出版を待っていては、いつになるか分からないため、思い切って未翻訳の海外の書籍を、自分で読むようになりました。レーベルの方針(マイナーな神話、文化を子供たちに知ってもらうこと)に共感したこともあり、何より題材であるマハーバーラタが好きだったので、今回の企画を始めた次第です。
素人で不束ではございますが、本作は年齢問わず多くの方にとって楽しい作品と思います。異国の神話の物語を、日本の皆様にもっと読んでいただけるよう、全力を尽くして参ります!

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メンバーM: 

発起人「アル・シャー・シリーズ応援団」の1メンバーで、普段は専業主婦をしています。
インド神話自体にはいくつかのゲームを通し興味を持つようになりました。住んでいる土地柄の影響もあり妖怪や神話には興味があり、インド神話にもすぐ親しみを持つようになったものです。そしてインド神話の神々も人間も、悲しいまでの人間味に魅了されました。
また、もう1つ私が好きなのは児童書です。「いい年をして」と思う事もあったのですが、この歳になったからこそ分かることも増えました。当たり前のように読んでいた物語に散りばめられたメッセージを拾い上げ、ますます児童書という分野に関心を持ちました。
そんな時このシリーズを知りました。軽妙でありながら自身のマイノリティーな環境に思い悩む主人公のアルちゃん。牛肉を食べることができない彼女をクラスメイトが半ば侮蔑的な意味で憐れむシーンがあるのですが、アルちゃんは「(牛肉を使ったハンバーガーより)ピザの方が美味しいのにな」と独りごちます。そこに強がりはなく、それがとっても可愛くてかっこいいとおもいました。
そんな彼女とその仲間——家族が活躍するこのシリーズを、ぜひ、日本でも翻訳し子供たちにも読んでほしいと願っています。

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メンバーA: 

「アル・シャー・シリーズ応援団」の賑やかし隊員です。絵本・児童書が大好きで、大学では児童文学を学び、現在は本に携わる仕事をしております。
また、小さいころから世界の神話・民話にも興味があり、ならばそのふたつの合わさったアル・シャー・シリーズが面白くないはずがない!と、応援団の末席に加えていただきました。
子どもに手渡す本を選ぶとき、個人的に大事にしている観点は「お説教くさくないか」「おとなが読んで心から面白いといえるか」です。おとなが打算的に「ためになるから」などと"お利口な"教訓物を与えても、子どもは夢中になりません。
登場人物に寄り添い、物語世界を全身で体感し、その本を開く前と後とではものの見え方が変わるような読書体験。自分と異なる境遇、異なる価値観に出会い、活字の外へも視野が広がっていく扉のような作品。そういった良質な児童文学のひとつとして、本作は日本の読者にも十二分に親しまれるものと確信しています。
どうかこの作品を、潜在的に必要としているであろう多くの子どもたち(そしてかつて子どもだったひとたち)に手渡すことができますように。
 

 

2020/01/14 10:51