*5月16日更新:読売新聞に本プロジェクトが掲載されました!
*5月14日更新:「湘南ウィンメルブックへのこだわり2」を活動報告にUPしました!
*5月12日更新:タウンニュース鎌倉版に本プロジェクトが掲載されました!「湘南ウィンメルブックへのこだわり2」を活動報告にUPしました!
*5月10日更新:プロジェクト支援者が伸び悩み、Green Funding の担当者さんに相談した所、妹尾さんの熱量が伝わっていないのではないか!?とご指摘いただき、今更ながら改めて自分の活動の原点になっている想いについて急遽追記しております>>>https://greenfunding.jp/lab/projects/7125/activities/28736
そもそも”ウィンメルブック”って何ですか?これはドイツ語のWIMMELBUCH(ヴィメルブッフ)からきています。WIMMEL(うごめく)BUCH(本)のこと。幼稚園発祥の地ドイツは、シュタイナー教育に始まり幼児教育が盛んな国です。HABAやSchleichなど日本でお馴染みの品質の高い玩具メーカーもドイツの会社。そんな幼児教育先進国を中心としたヨーロッパで長年愛されてきた本、それがWIMMELBUCHです。
WIMMELBUCHには様々な種類があり、描かれている場所も様々です。幼稚園、工事現場、空港、架空の世界から実在の街に至るまで、子ども達の好奇心をそそるようなものがいっぱいあります。どれも俯瞰で描かれており、文字はありません。まさに”うごめく”様にキャラクター達がイキイキと描かれ、それぞれが思い思いの生活をしています。
これらの本が"ウォーリーを探せ"などの類似本と異なるのは、探す対象が「キャラクター」ではなく「物語」であるところ。一部のキャラクターを追っていくとそこには物語があることに気づきます。子どもたちはそれを見つけて楽しんだり、はたまた自分だけの物語を作っても構いません。大人が物語を与えるのではなく、子どもたちに語ってもらう。すでに子どもたちの中に溢れる想像力を引き出すためのツールなのです。これは子どもの自律心や自尊心を大切に育て、何より自己主張をしっかりと出来る一人前の大人に育てようとするヨーロッパの教育環境ならではの本です。
[写真:スイスの幼稚園の様子]
セノアトリエでは、この本にヒントを得たウィンメルブックを鎌倉でつくっています。日本の景色や食べ物など、より"日本で"暮らす子ども達の想像力を掻き立て、様々な発言を引き出せるような題材を使うことで読み手と絵本の距離を縮め、楽しんで欲しいと考えています。見知らぬ土地で、ソーセージやプレッツェルを食べるキャラクターが描かれているより、おにぎりやお団子を食べているキャラクターを描いた方が圧倒的に子どもたちは自分を投影しやすく、存分に絵本を楽しめるからです。
[写真:鎌倉ウィンメルブック p1 鶴岡八幡宮編]
なおセノアトリエでは、さらにこの本の実在の場所を舞台に描くという面白さから、"知育本"の枠を超え、"特産品"としての価値も併せ持った本にすることを目指しています。2022年7月に発売されたプロジェクト第1弾/鎌倉ウィンメルブックは2023年5月より鎌倉市ふるさと寄付金の返礼品に認可され、まさに"特産品としての本"がスタートしています!
湘南ウィンメルブックは文字のないA4サイズ(見開きA3サイズ)の大判のボードブックです。"ウォーリーを探せ"のようにページいっぱいに描かれたキャラクター達が、実在する街を舞台に思い思いの生活をする様子を描きます。今回描くのは、大磯、平塚、茅ヶ崎、辻堂、藤沢、江ノ島、鎌倉の7エリア。大磯海水浴場、湘南七夕祭り、湘南ベルマーレ、サザンビーチ、湘南テラスモール、江ノ電、新江ノ島水族館、小田急、江ノ島シーキャンドル、などなど、、、、あなたも知っている定番の場所、モノがいっぱい登場!どのエリアにもその土地の自然や風土、歴史や魅力をいっぱい詰め込む予定です。
そんな舞台を行き交うのは、湘南ゆかりのキャラクターばかり!湘南ベルマーレの選手たちに、フラダンサーの女性たちや七福神やサイクリング選手、サーファーに相模湾の魚たちまで!東海道五十三次を彷彿とさせるシーンの隣で観光客がピクニックをしていたり、サーファーの脇を源頼朝が歩いているかもしれません。湘南七夕祭りで屋台に立っているのは動物なんていうことが出来るのも絵本ならでは。そんなフィクションと現実が混ざり合う、ありそうでなかった地域をつなぐ絵本です。
- 概要-
サイズ:A4(見開きA3) ページ数:p16(見開き7ページ)
著者:セノアトリエ イラストレーション:梶谷牧子 ブックデザイン:MAMESHIBA GRAPHIC 出版:bersa Inc.
- サイズ-
- 内容-
[p1]表紙:
思わず飾りたくなるような、センスあるデザインを目指します!
[p2-3] 大磯エリア:
湘南発祥の地、大磯は実は歴史ある文化的な町です。歴代首相がこの自然豊かな町の魅力に魅了され、こぞってこの地に別荘を建てました。古くからある歴史的な建造物と、活気ある現在の町、両方の側面から描きます。明治記念館/鴫立庵/澤田美喜記念館/湘南平/高麗山/大磯港/左義長/大磯市等
[p4-5] 平塚エリア:平塚は公共施設が非常に充実した街。中でも市内外から多くの利用者が集う平塚総合公園を中心に描きます。最近設置されたばかりのユニバーサル遊具を初め、湘南ベルマーレのホームスタジアムであるレモンガススタジアムでは試合の様子も!
[p6-7] 茅ヶ崎エリア:構想中
[p8-11] 辻堂/藤沢エリア:今やその便利さからファミリー層が移住先として選ぶ自然豊かな街、藤沢。中でもファミリー世代の生活を支える湘南テラスモールを描きます。子ども達がよく見知った場所であることは絵本の題材としてもとても大事!「昨日ここ行ったね!」「あれ、さっき買い物した場所をこんな面白いキャラクターが歩いてるよ!」そんな楽しい親子の会話が生まれるキッカケを描きます。藤沢編は現在構想中。
[p12-13] 江ノ島エリア:「湘南の風景」として誰もがイメージするのは江ノ島、そして新江ノ島水族館です。新江ノ島水族館は実は皇室とも繋がりのある非常に歴史のある由緒正しき水族館。週末平日問わずいつも人気の水族館が絵本に登場したらきっとたくさんの子ども達が喜んでくれるはず!そんな想いから題材として選び、取材もさせていただきました。さらに江ノ島や相模湾、片瀬江ノ島駅を描くほか、相模湾の中にはたくさんの魚達も!
[p14-15] 鎌倉エリア:構想中
[p16] 裏表紙:キャラクター達の紹介を掲載予定です!
[参考]鎌倉ウィンメルブック 若宮大路 (c) senoatelier
絵本に物語が隠れているってどういうこと??
例えばこのページ、左下でカエルの社長さんが高校生達と楽しそうに話しています。実はこの社長、鎌倉で成功を収めている飲料メーカーの社長さんという設定で、各ページに必ず登場し、いろんな人達と交流している様子が描かれています。右下の人力車に乗っているのは源頼朝と北条政子夫妻。彼らは各ページに登場し、鎌倉グルメを堪能する様子が描かれています。またページ右中段に描かれたベビーカーを押す家族。この家族もメインキャラクターで、子どもの成長の様子が全ページを通して描かれていますよ!
[参考]鎌倉ウィンメルブック 由比ヶ浜海岸 (c) senoatelier
このページに描かれたシロナガスクジラ、これは昔由比ヶ浜海岸に打ち上げられたクジラを描いています。鶴岡八幡宮で優勝祈願をしていた男子学生達がこのページでは砂浜を走っていたり、人間に化けた狸の親子が海水浴をしていたり、いつもガミガミ怒っているお爺さんがここでも怒っていたり、実はみーーんなこの絵本の主人公達。どのページにも登場しているんです!
[参考]鎌倉ウィンメルブック 長谷エリア(c) senoatelier
鎌倉ウィンメルブック最終ページにあたる長谷のページ、様々なキャラクター達が一堂に集って大晦日を過ごしています。あらゆるストーリーを見つけるもよし、オリジナルのストーリーを作るもよし、これがウィンメルブックです!
- 仕様-
梶谷 牧子 イラストレーター・コピーライター・編集者
長野県出身/鎌倉市在住
出版社勤務を経て、2009年に独立。2017年に株式会社ネマキ設立。
編集・コピー、デザイン・イラストレーションなど多岐にわたって、主に広告・出版で活動。
代表作にNHK「紅白歌合戦」第67〜73回イラスト広告、中央酪農会議「MILKJAPAN」、NHK「すイエんサー新聞」ほか。紅白歌合戦の広告で「中日新聞社新聞広告大賞部門賞」受賞。書籍・雑誌の挿画も多数。自治体や社会福祉の場にも活動の幅を広げ、課題やテーマを誰もが共有できる楽しいかたちにして伝えることを軸に活動している。
MAMESHIBA GRAPHIC(田中 英志)グラフィックデザイナー
兵庫県明石市出身/神戸市在住
神戸芸術工科大学・視覚情報デザイン学科卒業。デザイン制作会社、プランニング会社など数社を経て、2010年フリーランスになりMAMESHIBA GRAPHICを設立。
アートディレクション、フォトディレクション、ビジュアルアイデンティティ、パッケージ、エディトリアル、イラストレーションなど、グラフィックを主軸としたブランディングやコミュニケーションデザインを主な仕事として活動する。
seno atelier(妹尾 和乃)著者・企画・編集
神奈川県平塚市出身/鎌倉市在住
青山学院大学法学部卒業。英国大学附属機関、建築設計事務所など数社勤務を経て、2012年から約8年半スイス/チューリッヒで暮らし、現地で出産育児中にウィンメルブックと出会う。2021年に帰国し、同年よりseno atelierとして活動開始。2023年2月株式会社bersa設立。
2022年7月にはseno atelier が著者/総合プロデュースを担ったプロジェクト第一弾「鎌倉ウィンメルブック(イラストレーション/イケシタコウヨウ 出版/有限会社1ミリ)」が販売開始。同年11月にはMUJI.COMホテルメトロポリタン鎌倉店にて「人と街が絵本でつながる-鎌倉ウィンメルブック展」を開催し、期間中多数の来場者が訪れ、無事イベントを成功に収める。多数メディアにも取り上げられ、現在鎌倉市内の書店にて好評発売中。
[写真:人と街が絵本でつながる-鎌倉ウィンメルブック展の様子]
[写真左上:鎌倉市市長、教育長と絵本寄贈式の様子/写真右上:鎌倉ウィンメルブック表紙/左下:書店にて/右下:2023年2月18日付産経新聞]
最後に、、
このプロジェクトは大変多くの方々のご協力により成り立っております。各エリアの観光協会様、取材にご協力くださった各所関係者様、掲載を快諾くださった各施設関係者様、湘南ベルマーレ様、学芸員様、ワークショップへご参加いただいた皆様、印刷会社様、その他たくさんの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
各支援プランについて
絵本に載るってどういうこと??>>https://greenfunding.jp/lab/projects/7125/activities/28720
■湘南ウィンメルブック 1冊 3300円
■湘南ウィンメルブックポストカード(9枚)1セット 1組 1800円
■湘南ウィンメルブック+ポストカード1セット 4700円
■湘南ウィンメルブック寄贈プラン 2冊+ポストカード1セット 8000円
■お得な湘南ウィンメルブック5冊セット 14400円
■お得な湘南ウィンメルブック10冊セット 26400円
■絵本に1人で載るプラン (載る権利/イラストデータ/本x1/ポストカードセットx1組) 15000円
■絵本に2人で載るプラン (載る権利/イラストデータ/本x2/ポストカードセットx2組) 27000円
■絵本に3人で載るプラン (載る権利/イラストデータ/本x3/ポストカードセットx3組) 36000円
■絵本に4人で載るプラン (載る権利/イラストデータ/本x4/ポストカードセットx4組) 42000円
■絵本にお店を載せるプラン (載る権利/イラストデータ/本x10冊/ポストカードセットx10組)150000円
ご支援(ご購入)方法
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湘南ウィンメルブック支援金の用途
このプロジェクトの支援金は、印刷製本、イラストレーション、デザイン、広告、取材、ISBNコード取得、配送、梱包材、諸経費等、本の制作全般に係る費用に使用させていただきます。